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ウズムシに関するツィート
コウガイビルの卵です。産卵直後はトマトみたいに赤っぽく(写真①)、時間が経つと黒く(写真②)なります。この1卵から3個体くらい幼虫がふ化します(写真③)。手を滑らせて卵を落としてしまって中身が出たので見てみたけど(写真④)、中は単一の液体。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 26, 2018
どうして、3個体もふ化してくるのでしょう。 pic.twitter.com/pA6l8T2EbX
ウズムシの観察会関連②
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 20, 2019
ウズムシは扁形動物門/渦虫綱の生き物で、淡水にいる『プラナリア』や陸にいる『コウガイビル』などが身近にいます。プラナリアが泳ぐところを見ると腹面の繊毛運動によって渦流をおこすのがわかりますが、これが渦虫(うずむし)の名の由来となっています。 pic.twitter.com/8Wf2XPJDwO
ウズムシの観察会関連④
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 20, 2019
学校の授業などでも習うので知っている人も多いと思いますが、プラナリアは切っても再生するのです。体が切れると最初に『再生芽』という部位ができます。この部位が重要なのです。
プラナリアの再生は何度見ても不思議な現象です。 pic.twitter.com/Cv4beqkORx
ウズムシの観察会関連⑤
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 21, 2019
プラナリアの再生はよく知られていますが、コウガイビルのはあまり知られていないかもしれません。でも、ちゃんと再生します。
なお、分裂だけで増える種もいますが、ちゃんと有性生殖する種もいて、その場合は卵包を産みます。https://t.co/6aJKNPLfzP pic.twitter.com/ONrYvPKgt2
ウズムシの観察会関連⑥
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 21, 2019
コウガイビルの場合は同定(種名を調べること)する時に生殖孔(写真①)の位置や生殖器の形(写真②)などを見ないといけないことがあります。
生殖器は“いわゆる”雄と雌が一つの体の中に入っている雌雄同体なので、その両方の形を見ないといけないのです。 pic.twitter.com/NC9Rv4m8jY
ウズムシの観察会関連⑦
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 21, 2019
コウガイビルはナメクジなどを食べますが、その際にはナメクジを追いかけてハンマーみたいな頭でナメクジの触角をちょんと触ります。するとナメクジは体を縮めますので、その隙に体でナメクジを覆って襲うところを見たことがあります。
*映像は4倍速(気持ち悪いかもです)。 pic.twitter.com/RyPdxGf9CA
ウズムシの観察会関連 最終回
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 21, 2019
ウズムシは口と肛門は同じなので、口からうんこ(写真①)がでます。
さて、ウズムシの観察会の予約受付は6/23からです。もし、興味を持たれた奇特な方がいましたらご予約ください。
また、6/23まで夜間開館、蛍舟、蛍の展示やってます!https://t.co/LlYgEHshS5 pic.twitter.com/fIi58C8ZnO