最近、知ったことが2つある。
1つ目は、麦わらの匂いとカブトムシの幼虫を解剖した時の匂いが同じであること。
麦わらを室内に置いておくと少し甘い感じの匂いがする。
その匂いとカブトムシの幼虫を解剖した時に漂うあの甘い感じの匂いはよく似ている。どちらも何かの発酵の匂いのような気がするけど、藁と言えば納豆菌だが、カブトムシの幼虫ももしかして土や落ち葉をあれに似た菌で発酵しているのだろうか、、?
確かに、カブトムシの幼虫は落ち葉(セルロース)を餌にする割にはミミズのように腸が長いわけでもないし、シロアリみたいに原生動物が共生しているようでもない(社会性ではないから)。ただ、カブトムシの幼虫の腸を見ると小さな「もう嚢(袋)」がフリルのように付属していることがわかる。ここに菌なり原生動物を飼っているのかもしれない。
2つ目は、雨の後、イボトビムシがアスファルトと打ちあがるということ。
イボトビムシは落ち葉や朽木の裏にいて、探すとなると少し手間がかかるのであるが、雨の後、雨が流れたアスファルトを見るとこのイボトビムシが大量にトラップされていることを最近知った。
たぶん、イボトビムシは水に浮くので、流されてこのようなアスファルトの凹みにトラップされて、他のトビムシみたいに飛ぶことはできないから、その場にじっといるか歩いて移動するので、雨の次の日などに行くと多数のイボトビムシを見ることができるようである。
まぁ、大多数の人から見たら、ほんとに どうでもいいことである。