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岩石薄片に関するツィート
最近は、岩石の薄片を作ってます。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) July 30, 2020
岩石の種類を知るには岩石に含まれる鉱物を見ないといけませんので、石を光が通るくらい薄くして偏光顕微鏡で見ます。
生物の体を知るには組織切片を見ないといけませんが、岩石を知るには薄片を見ないといけません。
自然物を知るには、少し手間がかかります。 pic.twitter.com/0hgnCL7AUo
下関の文化財にトロニエム岩という石があります。ただ、この石がどの範囲から産出するかよくわかっていないので調べてます。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) February 12, 2021
写真の石はたぶんトロニエム岩と思いますが「優白色・酸性の深成岩で、灰曹長石や石英を主成分で黒雲母とか角閃石などで構成される」らしいけど、、よくわからない。
続く https://t.co/IKPjvOTkq4 pic.twitter.com/7901YbRsRd
岩石の薄片を何枚も作っていると手が痛くなります。そこで、プレパラートの固定器をアクリル板で作ってみました。これが、案外 便利でしたので、紹介してみます。プレパラートを挟む底のアクリル板2枚をプレパラートより薄くなるように削る必要があります。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) November 29, 2018
もし、興味ありましたらお試しください。 pic.twitter.com/IvK8bC8PpC
次回企画展のために岩石薄片を何枚も作成しては偏光顕微鏡で調べています。だいぶ作るのに慣れてきました。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) December 13, 2018
岩石によって、それを構成する鉱物には違いがあって、肉眼で見ると似ている岩石も、薄片で見ると違います。また、同じ岩石でも産地が違うと全然違います。
*映像は斜長石が綺麗な斜長斑岩です pic.twitter.com/SzBPWCluXX
専門の人から教えて貰ったり、専門書を読んだりして薄片を見ていると、小さな岩石の中に、構成する鉱物たちにそれぞれ個性があることや鉱物同士のせめぎあいがあること、長い年月を経て変化したことなど、色々な世界があることがわかります。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) December 13, 2018
*映像は4.3憶年の放射年代を示す下関産の変花崗岩です。 pic.twitter.com/7wVvINJZsx