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長正司藤棚の千手観音堂

説明

 藤棚のわきに小さなお堂があり、千手観音菩薩の木像が安置されています。園内の案内板によると、応永9年(1409年)に大内盛見が弟のである弘盛の菩提を弔うために千手観音菩薩像を奉納したとあります。またその仏像は現存しないとも書かれています。その後萩藩第8代当主毛利重就公が聖観音2体を下賜されたとあります。豊田町史では重蹴公から1760年に千手観音が下附されたと記されています。お堂に安置されているのは千手観音像ですが、それが1409年のものか、1760年のものか、その後奉納されたものかは分かりません。毛利重就公が下賜された聖観音2体のうち1体は寺慶にあるお堂に移されたそうです。
 現在のお堂は平成2年に建造されたものだそうです。写真を撮影した時は菊の花がお供えしてありました。

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場所

〒750-0421 山口県下関市豊田町大字殿敷1952−6

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