上総一ノ宮にある玉前神社


2023.10.05 上総一ノ宮にある玉前神社にやってきた。


神武天皇を生んだとされる玉依姫命を祭神に祀る由緒ある神社で、上総国の一宮でもあります。


下総国一宮の香取神宮や常陸国一宮の鹿島神宮には度々参拝に訪れるが上総国の一宮は盲点であった。玉前神社の一の鳥居は、真東を向き、春分と秋分の日には、九十九里の海から上った太陽が鳥居を照らす。この日の、日の出の位置と玉前神社を結んだ延長線上には、寒川神社、富士山山頂、七面山、竹生島、元伊勢内皇皇大神社、大山の大神山神社、出雲大社が並び「御来光の光(レイライン)」と呼ばれています。


一ノ鳥居に続き二ノ鳥居があり、その鳥居の傍らには、神水があり誰でも持ち帰りできるとあった。


ちなみに、お水取りしたら吉方位の力を頂くには、9日間の飲み続けるのが良いらしいのですが、手に掬ってみれば、やや茶色の水に、飲むのを少し躊躇いなめる程度にしたが、それでも渋さを感じました。


案内にある通り飲む基準は満たしているとはいえ、気になる方もきっと居ることでしょう。


朱色の三ノ鳥居の右脇に手水舎があります。


手水舎で手と口を清め、本堂へ向かおう。二拝二拍手一拝でお参りします。海の女神・玉依姫命を祀り、古来より女性、特に母性を尊び守護する神社として縁結び・子授け・安産・子育てに御神徳があるといわれる。


社殿は、江戸中期の建築で珍しい総黒漆塗りの権現造です。


絵馬に願いを書くものには、男女が仲睦まじく寄り添う丸型とかわいいハート型ががおおいですね。


本殿左奥に「はだしの道」なるものがあった。


御利益を授かるためには、靴・靴下を脱いではだしで玉砂利の上を時計回りで歩くとあり、早速実践するが、痛くて痛くて歩いてられない、とてもじゃないけど3周歩くなんて、半周でギブアップしたいくらいだ。


これじゃ幸運も訪れないかな。大粒の玉砂利は足の裏のツボを刺激しすぎて、1周歩くのもなかなか大変、でもいい思い出になったよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?