日下部民芸館 高山市


2024.04.14
昨年に続き今年も春の高山祭にやって来たが、春の高山祭見に来ていたが、いつも午前中のからくり奉納を見ただけで、その後白川郷や金沢方面へ出掛けてしまい、日本三大美祭とも言われ、夜になると各屋台はそれぞれ約100個にもおよぶ提灯を灯し、艶やかに夜の闇を飾るが、見ずじまいであった為、今回は短時間になるのは覚悟で祭りを観覧する予定を組んでいた。


そのため、午前のからくり奉納は敢えて見学せず、日頃見学できていなかった豊明台組保存区域にある日下部民芸館にやってきた。


日下部民芸館とは、天領時代に代官所の御用商人として栄えた日下部家の町屋住宅を利用した施設で、現在の建物は明治12年、飛騨の名棟梁川尻治助の手により、江戸時代の建築様式を忠実に現在まで伝えている。


建物は男性的な力強さが特徴で、軒の出が深く梁と束柱の力強い立体的な木組の吹き抜けなど、高山の町屋建築の集大成といわれる。


昭和41年に明治期の民家として国の重要文化財に指定されていた。


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