もつ煮込 噂の太郎 異次元のうまさがここにはある


2023.03.09 千葉・柏ICそばにある「噂の太郎」がTVで放映されたが、お店自体は柏インター内にあるので知っていたが、いつ通ってもお店は閉まっていて、開いているところを見たことが無かった、なので今まで食事をしたことが無いと言うよりつぶれている店なんだと認識していた。


TVを見ているとお店は実在していて、その立地とモツ煮の製品からかガテン系の男性客など中心に行列ができるほど人気店であり、超繁盛店でもあった。これまではテレビ取材を一切拒否し、今回初めて取材許可が出て、2/25に放映されていた。


放映後間もないと言うことで開店の2時間前の9時半に到着したが、やはり一番乗りであったが、今日は北風が吹きすさび、車外で待つことが出来ないほどさぶかった。それでも後から来た人がどんどん並び始めたため、渋々並んだのが11時ちょい前であった。この時点で15名くらいいたと思う。この頃になると駐車場は車車と言うよりも、お店専用の駐車スペースがどこまでか解らない。空いているところにどんどん駐めていくからやはり早めの到着が肝心な店であった。定刻通りお店は開店し、1巡目ギリギリに入店できていた。


列前に並ぶお兄さんは、他店のモツ煮とは全然違うと言い、モツ大盛り・飯大盛りを食べると言うが、拙者はとてもじゃないが、モツは大盛りにしてもご飯は普通サイズで十分であった、届いたもつ大盛りのもつ煮定食は至ってシンプルそのもので、もつ煮とご飯そして輪切り沢庵だけであった。


では、早速もつ煮をいただこう、箸に持つもつは他店では決して見られないほどの大きなカットで、箸から伝わるふわふわ感だが間髪入れず口へと運んだ、こんなフワトロもつ煮込みは初めてだ、そして思うになんて旨いんだ。ふわふわのもつは、下処理が十分に施されているからだろうか臭み一切ないんだ。丁寧な下処理もそうだが素材の良さが無ければ叶わないことで、長年の仕入れ先との関係性の良さが窺い知れる。


この大きくカットされたもつは、恐らく大腸のみを使い、他の小腸などの部位は使わないことでこの大きさが実現しているのだろう。群馬県にある永井食堂のもつ煮をよく食べるが、ここのもつ煮は全くの別物でこれは拙者が知るもつ煮とは別物の格別のもつ煮であった。もつ焼き店には「秋元屋系」と呼ばれている系統がある。その元祖が、東京・野方のもつ焼き店『秋元屋』、もつ焼き界の「レジェンド店」である店、そして神奈川県愛川町あるもつ乃にも行ってみたくなっていた。

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