慈眼寺(じげんじ) 秩父札所13番目

2023.12.03 2011,2016年に続き3度目の秩父夜祭りを観覧にやって来た。今回も前回同様、近隣駅に車を止め、そこから列車乗り換えて秩父駅に降り立った。秩父夜祭りは、日本三大曳山祭り(京都祇園祭り・飛騨高山祭り)の一つとして知られているお祭りで、その歴史は古く、300ほど前から始められ、毎年、12月2日(宵宮)・3日(大祭)の日程で行なわれ、週末にならなければ出掛けることが出来なかったが、今年は幸いに土・日曜日になり出掛けていた。


御花畑駅から一番近い札所「慈眼寺」は、秩父札所十三番でもあった。慈眼寺の山門は、薬医門形式の切妻造りの門は、寺院では珍しかった。


三間四面の入母屋造りの正面に千鳥破風をつけた観音堂は、明治34年に再建され、現在にいたる。その昔、日本武尊が東征の際、この地に「旗」を立てたところから「旗の下」の地名が生まれ、この寺の山号「旗下山(きかざん)」もこれに由来している。


慈眼寺は、なんと「目のお寺」として有名で、お堂には「薬師瑠璃光如来」が祀られ、780年続く「め」のお寺として有名で、目に様々な不安や心配、悩みをかかえた方が日本全国より参拝に訪れます。 


毎年7月8日の縁日は「あめ薬師」と呼ばれ、境内にブッキリ飴を売る多くの露店が並び大勢の人手で賑わう。その目薬の木とは、カエデ科の植物で樹皮に目に良い成分があり、この樹皮を煎じて目の洗浄薬にしたところからこの名前になった。納経所でメグスリノキの成分を用いた茶や飴を販売している。


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