有事に買い支えるという考えを持っておく(能登地震、JAL航空機事故)

本日、2024年の投資戦略について投稿しようと思っていましたが、新年立て続けに日本が縮むようなことが起きてしまったため少し変わった角度から投資の考えを記載します。

2024年の投資の考え方(テーマ)

能登地震、JALの航空機事故を受けても、これらの影響は一時的な円安要素であるものの本年の投資テーマは円高につきると考えています。

これは昨日投稿したように現在の円安は日銀の大規模な金融緩和(マイナス金利政策)に対して各国の中央銀行が物価高を抑制するための高金利政策にあります。

その要因となる物価高も足元では落ち着きつつある為、他国要因の円安は止まったと考えています。

しかし、今回の地震や事故による影響を考えると日銀要因による早期円高予想(1月にマイナス金利解除)は後退したと考えるのが大方の見立てとなりそうです。

(実際に本日 1月2日から為替相場は昨年末の141.8円程度から 142.1円程度と円安方向に向かっています)

ですが、これらの不安要素が実際に日本経済に与える影響としては限定的と考えますのでむしろ円が売られているのであれば買い支えるくらいの考え方を持っても良いと私は思います。

ドル円レンジ予想

 ・上値 144~147(2024年3月頃までに)
 ・下値 127~132円(2024年8月頃までに)

 為替相場は様々な要素やいろいろな人の事情(特に投機筋のロスカット)によって上振れも下振れもしますのでご注意ください。また、投稿は投機を推奨するものでなくくれぐれもご自身の責任でもって参考としていただければと思います。

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