TouchDesignerの基本操作 / DATを利用する
今回はDATの利用方法を説明していきます。サンプルファイルはこちら。
DATには大きく3つの使い方があります。
1. 文字列を作る・編集する
一つ目は文字列としての利用方法です。
複数行に渡る文字を画像として出力する場合、Text DATを使って記述したものをText TOPでフォントやカラーを指定して画像化します。
ちなみにDATでは(最近は)日本語(2バイト文字)も扱えます。
2. データテーブルを作る・編集する
文字列だけでなく、テーブルも扱えます。例えばファイルパスやURLなどを管理する場合はTable DATで管理するのが一般的です。
Table DATでテーブルを作り、Select DATで指定のパスや名称やパラメータを抜き出したりして使います。
また、当然数字も文字列として扱えるのでパラメータの組み合わせをTable DATに書き留めておいてそれを利用する、という手も使えます。
3. スクリプト(プログラム)を書く
TouchDesignerではスクリプト(文字で記述するタイプのプログラムをTouchdesignerではそう呼びます)もDATに記述します。
Scirpt CHOPやScript SOP、GLSL TOPなど、スクリプトを書き込むオペレータは色々ありますが、基本的にはText DATが付属しており、そこにスクリプトを書き込む形になります。
なので同じスクリプトを違うオペレータで再利用する場合、参照するText DATを参照することで同じソースを書く手間を省くこともできます。
OSC In DATなど、文字列を扱う可能性のある通信やデバイスで、さらにスクリプトの記述が必要なタイプはDATが2つ繋がったものもあります。
スクリプトの記述についてはまた別の記事で紹介します。
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