何故Alibabaで機材を買うのか

これからAlibabaで買った照明関連機材のレポートを上げていこうと思っている。理由は値段とデザインとクォリティだ。

値段

Alibabaで機材を買う大きな理由は値段だ。DMX照明は国内最安だとサウンドハウスでパーライトを買う、とかになるがまぁ10,000円程度だ。例えばこの18個のLEDの着いたパーライトは34,800円だった

照明をポコポコ買う人は居ないので普通はレンタルする。レンタルだと10000円の照明は1,000円程度。

ところが、同じようなパーライトがAlibabaで買うと8ドルからある。日本円にすると1,000円程度。送料入れると2~3,000円程度になるがもはやレンタルするよりもAlibabaで買ったほうが安い。

イベントが1日だったとしても設営撤収で2から3日間レンタルするハメになるからだ。

ちなみに↑の34,800円の18LEDのパーライトはAlibabaだと1個12ドルから購入可能である。圧倒的価格差である。

デザイン

それからデザインの問題もある。国内で流通している照明機材はAlibabaに比べると圧倒的に少ない。様々な理由があると思うが自分の趣向が国内の照明業界のトレンドと異なっているからだと思われる。

例えばさっき上げたDMXのLEDパーライト。照明機材としてはドメジャーだが自分はあまり触手が動かない。

自分はどちらかというと照明をディスプレイ的に使いたい場合が多く、高コストで、デカくて、多機能な照明機材にあまり興味がないのだ。

どちらかというと制御はPC任せでシンプルで良いから細かく制御できて、安くて沢山買える機材が理想的だ。

恐らくだが国内は照明機材はライブやイベント用がメイン市場なので、大きなスペースで大規模で使うような機材に需要が偏っているのだと思う。一方中国ではライブのみでなく、商業施設の常設設備にもLED照明をもりもり入れるのが割と当たり前なので、さまざまタイプのLED照明にニーズがあるのではないかと思っている。

また、この手の照明機材で汎用性のある機材と言うと、LEDテープというヤツがある。アレはアレでよいのだがイベントでさくっと持って行ってさくっと使うには結構手間なのだ。

まず、裸で使うとぽきぽき折れたり通信不良になったりする。しかも基板が剥き出しで売ってて水にも弱い。

となるとケースの自作、取り付けや防水ケーブルのはんだ付けなど、なかなか手間な作業が発生する。しかも自分はその道のプロじゃないのでそんなにうまくできない。

そうなるとあらかじめパッケージされたものをAlibabaで買ったほうが良い。しかもAlibabaで買うとLED同士を繋いだり、あるいは壁に掛けるためのパーツなどがあらかじめ商品ラインナップに入ってたりする。

クオリティ

Alibabaで買うときに心配なのがクオリティだ。実際このクオリティが判らないから、あるいはクオリティが悪そうだからAlibabaで購入するのをためらっているひとも多いんじゃないかと思う。

日本企業は品質のチェックが非常に厳しいので、国内で流通している機材はたとえ同じ場所で作っていても梱包もしっかりしてて傷もなくて不良品も少ない。

が、このラインより低くても、自分の感覚値的に、値段的に納得できるのなら買いな訳だ。そして、今のところ自分的には値段に対して十分に満足できるクォリティのものがAlibabaで買えている。

しかし勿論Alibabaで流通している商品の中には外れのものもあるかもしれない。なのでレポート作成の際、自分の購入したリンクは貼ることにしておく。

そうすることで購入元の品質基準が大きく変わらない限りは大体同じものがみんなも買える、あるいはこのクオリティなら買わないでおこう、と避けることができる。

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