03_TOP用Dissolve
丁度ポイントクラウド用の演出を作ってたところ、良い感じのディゾルブ方法を解説してくれていた人が居たのでチュートリアルをやったついでに自分用にカスタムしました。
それだけだと他の人が使いづらいのでそれにプラスして、
1. ディゾルブ領域判定処理のバリエーション追加
2.主なパラメータをCOMPの上に出してtox化
をしました。ファイルへのリンクは最後。
勉強したい人はMarkus HeckmannさんのYoutubeを見て自分でるほうが良いでしょう。
作ったのはTOPDissolve.toxとTOPTimer.toxです。
TOPDissolveの使い方
TOPDissolveでは大きく2つのことを設定します。
1つはディゾルブの適用範囲。もう1つはディゾルブの動き方です。
ディゾルブの適用範囲を設定する
ディゾルブの適用範囲はSettingタブ内の上の4項目で設定していきます。
Method1が判定に利用するパラメータの設定です。サンプルではZを利用していましたが、X、Y、それからXY平面の距離、XZ平面の距離、YZ平面の距離、XYZ平面の距離の7つから選べます。
Method2は判定ロジックです。以上(Greater)か以下(Less)かを選べます。
Thresholdは判定の閾値です。
Centerは距離を計算する際の対象の位置です。なのでX、Y、Zを単体で利用する時には参照されません。
ディゾルブの動き方を設定する
判定してディゾルブを適用することになった点をどのように動かすか設定します。
Method3で基本的な動かし方を設定します。自動のループ(Loop)、あるいはワンショット(OneShot)、あるいはInput TOPに値を入力して自信でポイントごとに手動でリセットをかけてループを作るかを決められます。
LoopSpeedはLoopを選んだ際のLoopのサイクルを設定します。
BaseTranslateはディゾルブ適用範囲にかかるデフォルトの1フレームあたりの移動量を設定します。
NoiseSpeedはポイントごとにかかる動きのランダムさの変化のスピードを設定します。
NoisePeriodはピクセルごとのまとまり具合を設定します。Periodが大きい方が固まってポイントが動きます。小さいとばらつきます。
NoiseAmpはノイズのアンプを設定します。
NoiseOffsetはノイズにかかるオフセット値です。
Resetは全ピクセルをリセットして初期位置に戻します。
TDTimerの使い方
TDTimerはピクセルごとにリセット信号を出します。
ResetTimeでおおよそのループまでの秒数を設定します。
RandomでResetTimeに設定した秒数にプラスマイナスのバリエーションをつけます。
Resetでこのループをリセットさせます。
TOPTimerはTOPでパーティクルエンジンを作成する際も重要になるので覚えておくと良いかと思います。
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