産業用ドローン Matrice300が発表

世界のドローン業界を牽引しているDJIから、5月7日に産業用ドローンの新モデルが発表された。

その名も Matrice300 RTK

先日、mavic air2という小型ドローンを発売したばかりだが、そもそも空撮用と産業用と何が違うのか?ご存知だろうか?

空撮用とは、4K動画や解像度の高い静止画、ワンタッチで簡単な追尾撮影や、自撮りなどが楽しめる、所謂、一般的な撮影専用のもの。
が、しかし、解像度が高く、障害物センサーなど性能も高いので、家屋の屋根調査に活用もされている。

産業用ドローンは、一般的な撮影機能は、充実した上で、RTKリアルタイムキネマティック 地上の基地局からの位置情報と数多くのGPSを取得するため
フライトの精度が高い。
なので、測量、インフラ点検の分野の活用。
また、過酷な状況化。雨、15mの風、寒冷地、50℃程度の暑い場所。機体によってはスペックが変わるので要注意。
一般的なドローンより、タフな分、災害救助などにも活用されている。

DJI から出た、今回の新製品。
Matrice300

注目すべきは、バッテリーの持ち!
最大飛行時間が55分。
これは、ドローンをフライトさせた経験者なら驚きの時間じゃないだろうか?

さらに映像伝送も向上しているので、
障害物、電波障害の映像の途切れが少なくなっているはず。

あとは、インフラ点検や工事の管理に特化した機能が搭載されているが、これは専門分野になるので、
またの機会に説明します。

価格帯は、恐らくオプション込みで200万円くらいなのかな?

今日、発表だったので詳しくは、DJIのホームページからしか分かりません。

あ、そうそう。

ドローンは、機体が大きいから良い、価格が高いから性能が良いとは限りません。
購入する際は、しっかりと機能と用途を判断して決めて下さい。

空撮用と産業用では、操縦するアプリも違います。
空撮用で出来て、産業用で出来ない機能もあり、産業用でしか出来ない機能もあります。

大きなドローンは、風に強く安定感がありますが、離着陸の狭いところには不向きだったりします。

あと、DJIは、中国メーカーなんです。
日本メーカーのドローンも開発はされてますが、販売に至っては、世界から遅れをとっています。
ドローンに限り、日本製が良いという先入観は捨て、いかに安全な フライトが出来るかを重視して購入して下さい。

もちろん国産ドローンは、応援してますし、良いドローンもありますが、価格帯のバラツキや、実証実験中、開発途中のものが多くて、選び難いのが現状です。

DJI の新製品は
https://www.dji.com/jp/mobile

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