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【マラカイト③のお守り】

はい!どうも!
とよぴーです(^▽^)/

今回は、
マラカイトのバリエーションと亜種
偽物と加工についてお話します。

1. 伝承②

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ロシアでは、19世紀初頭に
ウラル山脈で、大規模なマラカイトの
鉱床が見つかりました。

ここで採掘された原石というのが
いろんな寺院とかの
壁材とかに、使われています。

有名な事例としは、
サンクトペテルブルクにある
セントアイザック寺院

上写真で、マラカイトを貼り付けた柱で
これが、112本もあるのですよ。
凄いですよね。

ロシアだとチャロアイトとかが
かなり壁材に使われていたり
他には、琥珀の間とかもあります。

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他には、1839年にエルミタージュ美術館の2階に
マラカイトをふんだんに使った
孔雀席の間が、造られています。

マラカイトは金属の精錬に使われたり、
お守りや岩絵具、顔料や建材の装飾品
として使われ、人とかなり密接に、
関わってきた石ということですね。

2. バリエーション 亜種

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バリエーションや亜種に関しては
かなり多い石です。

上写真は、左側が アジュラマラカイトで
アジュライトとマラカイトが混合されているもので
これは原石の状態でも、結構ありまして
本当に美しいです。

ただ、装飾品とかビーズとかだと
良質のものが、あまり出回っては
いないですね。

右側のものが、クリソコラ・マラカイトで
クリソコラとの共生鉱物ですね。
これも、めちゃくちゃ魅力的ですよね。

3. 偽物と加工

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基本的にマラカイトは、非常に柔らかいので
研磨した時に表面が、白っぽくなりがちです。

そのまま磨いて、装飾品として流通するのは
ちょっと難しいですね。

基本的には、樹脂含浸処理とか磨いた後の
樹脂のコーティング処理というのが
行われます。

これを行われずに、流通しているものも
あるかもしれないですけど
非常に、稀なのではないかなと思います。

基本、もう加工されていると思ってください。
実際、そうでないと身に付けられないのでは
ないかなと思います。

それで、偽物が多いです。

ただ、偽物が多いといっても
プラスチックみたいな
触ったらすぐに分かるようなものが
多いというイメージですね。

アジュラマラカイトとかに関しては
ビーズとかは、結構偽物が多くて、

マラカイトとアジュライトかどうか
分からない青い石を粉砕して、くっ付けて、
プレス加工されているものは見かけます。

見慣れてくると、ちょっと怪しいなというのが
分かるのではないかなと思います。

今回は、ここまで!!

またですね~^_^


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