![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74807298/rectangle_large_type_2_4921447badddae34ae993c2a7254ced3.jpg?width=800)
【マラカイト③のお守り】
はい!どうも!
とよぴーです(^▽^)/
今回は、
マラカイトのバリエーションと亜種
偽物と加工についてお話します。
1. 伝承②
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74807337/picture_pc_cabb477149d59bfb7507ef0d1a49ba7d.png)
ロシアでは、19世紀初頭に
ウラル山脈で、大規模なマラカイトの
鉱床が見つかりました。
ここで採掘された原石というのが
いろんな寺院とかの
壁材とかに、使われています。
有名な事例としは、
サンクトペテルブルクにある
セントアイザック寺院
上写真で、マラカイトを貼り付けた柱で
これが、112本もあるのですよ。
凄いですよね。
ロシアだとチャロアイトとかが
かなり壁材に使われていたり
他には、琥珀の間とかもあります。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74807580/picture_pc_2a01931e4b730ce3e9905de8b0269a01.jpg)
他には、1839年にエルミタージュ美術館の2階に
マラカイトをふんだんに使った
孔雀席の間が、造られています。
マラカイトは金属の精錬に使われたり、
お守りや岩絵具、顔料や建材の装飾品
として使われ、人とかなり密接に、
関わってきた石ということですね。
2. バリエーション 亜種
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74807491/picture_pc_d1c167271d913b457df114df427aba71.png)
バリエーションや亜種に関しては
かなり多い石です。
上写真は、左側が アジュラマラカイトで
アジュライトとマラカイトが混合されているもので
これは原石の状態でも、結構ありまして
本当に美しいです。
ただ、装飾品とかビーズとかだと
良質のものが、あまり出回っては
いないですね。
右側のものが、クリソコラ・マラカイトで
クリソコラとの共生鉱物ですね。
これも、めちゃくちゃ魅力的ですよね。
3. 偽物と加工
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74807679/picture_pc_4c82cbd713d02dab9fd8cd61e44824ec.png)
基本的にマラカイトは、非常に柔らかいので
研磨した時に表面が、白っぽくなりがちです。
そのまま磨いて、装飾品として流通するのは
ちょっと難しいですね。
基本的には、樹脂含浸処理とか磨いた後の
樹脂のコーティング処理というのが
行われます。
これを行われずに、流通しているものも
あるかもしれないですけど
非常に、稀なのではないかなと思います。
基本、もう加工されていると思ってください。
実際、そうでないと身に付けられないのでは
ないかなと思います。
それで、偽物が多いです。
ただ、偽物が多いといっても
プラスチックみたいな
触ったらすぐに分かるようなものが
多いというイメージですね。
アジュラマラカイトとかに関しては
ビーズとかは、結構偽物が多くて、
マラカイトとアジュライトかどうか
分からない青い石を粉砕して、くっ付けて、
プレス加工されているものは見かけます。
見慣れてくると、ちょっと怪しいなというのが
分かるのではないかなと思います。
今回は、ここまで!!
またですね~^_^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?