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【スモーキークォーツ②色・聖なる石】

どうも!!
とよぴーです(^▽^)/

今回は、
スモーキークォーツの
成分・産地・伝承・亜種・加工・偽物
取扱上の注意
についてお話します。

1.成分

スモーキークォーツは
成分的には水晶と同じですね。

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成分:Sio2
結晶系:六方晶系
硬度:7
比重:2.65
色:茶色、灰茶色、濃茶色、透明に近い茶色

二酸化ケイ素が主成分になります。

色ですが
茶色系のグラデーションですけれども
ちょっとシトリンとかと
分かりづらいような感じの色合いですね。

茶色オレンジみたいな感じのものもあって
その辺というのはいくつかの
発色要因というのが
混ざったのだろうなと思います。

スモーキークォーツの中でも
層によって色の発色の
グラデーションというものが
あるのですよ。


ちょっとこの写真を見ていただければ
何となくわかると思います。

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これなんかは
1つの結晶が伸びているというか
本当に激レアなのですよ。

何が違うかと言うと
水晶が生育していく中で取り込まれている
アルミニウムイオンとかの量が
成長している状態によって
異なっているのですよね。

濃淡を分けているのは
この部分に含まれているアルミニウムイオンの
量だろうなと思います。

2.産地

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いろんなところで取れます。

日本でもスモーキークォーツは
採れています。

うっすらとスモーキークォーツがかった
水晶は結構採れます。

3.伝承

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スモーキーカラーが、
なぜ茶色になるのかというのが
科学的にわかっていなかった時代は、

こういった色は、
不吉だとか呪われた等の邪悪な石と
思われている地域があったようです。

しかし実際にその傾向は
聖なる石みたいなものです。

本当に素晴らしい石ですよ


4.亜種、似ている石

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左写真のような
不思議なカットがされているペンダント

これなんかは、
ブランデーカラーというか
ちょっとオレンジが入っているような
色々なものがあります。

トパーズなどでこのような色をしたものは、
ブランデーカラーのトパーズとか
スモーキークォーツに近いようなトパーズと
言われることがあります。

意外と茶色で透明な石というのは
そんなに他に多くあるわけではないのです。

ジュエリーの世界で茶色のものはありますが、
あったとしても、ここまで大きい結晶は
ないかなと思いますね。

偽物とか加工についてなんですけど
ビーズであるとかブレスレットとか
これはまさに放射処理されたものだと思います。

5.偽物、加工

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上写真のようなものは
まず放射処理タイプですね。

原石で放射処理されたタイプは、
根っこの部分が白かったりするのです。
全体が均一な黒というわけではないですね。

6.取扱い上の注意

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基本的にはスモーキークォーツは
繊細に考える必要はなく、
水晶とかと同じような扱いでよいです。

上写真のようなカッティングもそうですが、

本当に綺麗で、カッティングによっては
めちゃくちゃ美しくなる石だなと
個人的に思っていますね。

今回は、ここまで!!
またですね〜^_^


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