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【アベンチュリンは石の名前ではない⁈】

どうも!!
とよぴーです(^▽^)/

ヒーリングストーンとして知られている
アベンチュリンという石について
お話したいと思います。

実は、このアベンチュリンというのは、
石の名前ではありません。

実は、私もパワーストーンを専門に扱い
研究して20年くらいになりますが、
最初にパワーストーンを始めた頃は
知らなかった。

これが、また多くの人が誤解していることでも
あるといえますね。

では、このグリーンの石は「何なの?」となるが
グリーン アベンチュリン クオーツというのが
正式な名称になっています。

しかし、
このアベンチュリンという名前で流通が
本当に多く行き渡っているので、
みんな、この石=アベンチュリンという
イメージがあると思うんです。

・アベンチュリンという名前は一体何なの?
・アベンチュリンという名前の付く石は、
 他にもあるの?

そういったことも含めて、お伝えします。

このグリーン アベンチュリン クオーツ 
ですが、ヒーリング癒しの石としては
かなり素晴らしい石です。

そして、手に入りやすいものなので
非常にオススメ度が高いかなと思っています。


名前の由来

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正式名称:アベンチュリン クオーツ

和名:砂金石 砂金石英

そして、緑のものは
グリーン アベンチュリン クオーツ
が正式名称となっていますね。

砂金は、写真を見てもらったら 
中がキラキラしているでしょう。
このグリーンの中に、ちょっと
星屑みたいな光が、混じっていますよね。

実は、
これがアベンチュリンという言葉の
語源なのですよ。

アベンチュリンというよりも、
アベンチュレッセンスって言ったほうが
正しいかな。
これは、光り方の名称なのです。

例えば、
ラブラドライトのラブラドレッセンスや
ムーンストーンのシラーとか
色々な光り方の名称があるのですが、
その内の1つです。

他には、
雲母入りの珪岩(けいがん)
とも言われたりします。

珪岩というのは水晶と同じような成分で
ケイ素と酸素の化合物が
きちんとした結晶の状態にならずに
岩石場で発見されるものが
珪岩ということになります。


このグリーン アベンチュリン クオーツ、
お数珠の世界ではインド翡翠(ヒスイ)
って呼ばれたりすることが
多いのですよ。

それは元々、
このグリーン アベンチュリン クオーツは
インドで大きな鉱床が見つかって、
たくさん産出して、
値段もかなり安価で翡翠の代用品としても
使われているのですよね。


見たところ、十分に美しい石なので
本当に、ニセ翡翠とか言われることもあります。


これはこれで本当に素晴らしい石だと
思います。
ただ、翡翠とは全く違う石です。


実は、
アベンチュリンで流通しているものの
ほとんどが、アベンチュリンではありません。

グリーン クォーツァイトと言う石です。

グリーン アベンチュリン クオーツではなくて、
グリーン クォーツァイト。


緑色の珪岩という状態なのですね。


これは、このアベンチュレッセンスという
キラキラした光が入っていません。


ただ、ほとんどの流通の中でとにかく
緑色の珪岩というのがアベンチュリンと、
根付いてしまっている感じなのですよね。


次回は、アベンチュリンの流通・経緯・成分
についてお伝えしたいと思います

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