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【ギベオン②隕石をロレックスも使用⁈】
はい!どうも!
とよぴーです(^▽^)/
今回は、
ギベオンの構造・隕石のジャンル
についてお話します。
1. ギベオンの構造
![](https://assets.st-note.com/img/1640297107022-wGWDJjZr0J.png?width=1200)
ギベオンと言えば、
ウィドマンシュテッテン構造
上の写真のような、格子状の柄ですね。
何で、これができるのかというと
鉄とニッケルの成分が10万気圧という
イメージできないような壮絶な環境で、
超高温の状態から、100万年をかけて
数度ずつ下がって冷却されていくのですね。
その過程で、鉄とニッケルの融点が違うので、
900度ぐらいで融解していたニッケルが
分離を始めていくのです。
冷えていく過程の300度ぐらいで
形成されるらしいです。
この模様は、ただ研磨しただけでは
浮かび上がらずに、
一旦カットした後に、その断面を強い酸で、
エッチングを行うことで独特の接点構造が
浮かび上がるということです。
ウィドマンシュテッテン構造のギベオンは、
地球上では出来ないということです。
その生成過程も
星の中心部みたいな環境でないと
生成が出来ないであろうと言われています。
ロレックスという有名な時計メーカーが
実は、このギベオンを時計の文字盤として
使用したラインナップがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1640297552011-TfCZlqxAqj.jpg)
写真でしか見たことないですけども
かっこいいですよね。
2. 隕石のジャンル
隕石というのは、大きく分けて
3種類のジャンルがあり
プラス1種類、隕石と言っていいのかな。
1つ目が、今回のギベオンに代表される
鉄質隕石ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1640297713996-8HzpqKMVlK.png?width=1200)
これは、鉄とかニッケルを主成分としていて
基本的には、地球とか星のコアと同じ成分で
出来ているとも言われています。
2つ目が、石質隕石で
コンドライトとも言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1640297734918-x7TntZB5Lj.png?width=1200)
これは球粒隕石で、小さな球状粒子で
構成されているから
コンドライトと言うらしいですね、
球粒隕石と言われます
成分が輝石とかんらん石とか
あとは、斜長石とか
わりと地球にあるものが
主成分となっています。
生成は、独特で
惑星のマントル的な部分で発生したのでは
ないかと言われています。
コンドライトというのは
見た目は、ただの岩という感じなので
地球上に落ちた時に、
隕石なのかどうか
わからないっていうところがあり
見過ごされやすいですね。
もしかしたら皆さんが、普通に見つけた石が
隕石なのかもしれませんね。
もう1つが、石鉄隕石というね
![](https://assets.st-note.com/img/1640297765458-GmeWzdxKF3.png?width=1200)
パラサイトと呼ばれるタイプの物で
これが一番、隕石っぽいですよね。
地球上にないという感じがしますよね。
これは、鉄質隕石的な鉄とニッケルの
合金的なものと黄緑色のものが、マトリクス状に
配されているというのが特徴です。
このタイプのパラサイトは、非常に珍しく
人気もあり希少ですね。
今回は、ここまで!!
またですね~^_^
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