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【アンバー③とフランキンセンス】

今回の記事は
アンバーと似ているもの数々の伝承
についてご紹介します。

1.アンバーと似ているもの

アロマなどでよく知られている
乳香(フランキンセンス)
没薬(ミルラ)
などがあります。 

アンバーと同じ様に元は樹液なんですが、
硬いアンバーに比べて、
指で簡単に潰せる柔らかさなんです。

乳香(フランキンセンス)や没薬(ミルラ)は、
アロマの中でも非常に浄化力が強く、
上質のものだと
パワーストーンの浄化にもおすすめです。 

さらに、魔除け、邪気除けにも効果的ですね。

 また、没薬(ミルラ)は、
古代エジプトではお香として利用されたり
ミイラを作る時に防腐剤として使われ、
ミイラの語源であると言われています。

2.数々の伝承

 アンバー(琥珀)と人類の関わりは、非常に古く
1万3千年前の遺跡からアンバー(琥珀)で作った
装身具が発見されています。  

また、バルト海の沿岸諸国では、
結婚式や子供が生まれた時に
アンバー(琥珀)の粉を火に焚べて祝う
という儀式が今でも行われています。

 ローマ時代ではアンバー(琥珀)は
魔除けの役割や薬として使われていたそうです。 

アンバーは当時、圧倒的な価値を持っていて
北欧では貴族しか持つことが許されず、
仮に一般庶民が不法所持していた場合は、
重い刑が課せられました。

当時、アンバー(琥珀)は価値が高く、
権威を示す象徴となる資産の1つとして
珍重されました。

また、バルト海沿岸と北欧との流通を繋ぐ
交易路を「アンバーロード」と呼んでいたそう。

 日本においても古い歴史を持つ石 

一方で、アンバー(琥珀)は
日本においても古い歴史を持つ石で、
北海道にある後期旧石器時代の柏第一遺跡から
出土したアンバー(琥珀)のビーズは、
2万年前のものだと言われています。

 一方で、日本に仏教と共に伝わった経典の中の、
極楽浄土を彩る7つの宝・七宝の中にも
アンバー(琥珀)が含まれているんです。

 アンバー(琥珀)は平安時代には、
貴族の間で、アンバー(琥珀)を粉にして燃やし
「お香」として使用されていた歴史があります。

次回の記事も見て下さいね〜
でわ!


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