人を羨ましいという気持ちに悩んだとき

人を羨ましいと思う気持ちに悩んだことはありませんか?

私はあります。

以前、勤めていた会社の同期は、お金持ちのお嬢様で容姿端麗な人が多く、彼氏は東大京大などの高学歴。容姿端麗なので、会社の中でもちやほやされ、ミスしても何をしても何でも許されるキャラクターに。

仕事の休みには両親のお金でビジネスクラスに乗って海外に旅行に行ったとか、両親がマンションを会社の近くに買ってくれたからそこから通勤してるとか、世間話をしている中で色々聞きました。

一方、私は田舎の貧乏育ちで、会社の中では女性扱いされず、当時は彼氏もいない。

羨ましくてうらやましくて。もし、私が同期のような環境で育っていたら、今頃は違った人生だっただろうなー、といつも考えていました。

でもね。

羨ましいと思う人の近くに自分がいるってすごいことだって気付いたんです。

類は友を呼ぶっていいますよね?だから、何かしらその羨ましい人たちとの共通点があるからそこにいるんです。そのような人たちに囲まれているなら、自分もお金持ちになって、容姿端麗になっていく可能性があると思うのです。だから、自分もそんな人たちと一緒にいられることを幸せに感じるようになりました。

一方で、嫉妬されているなと感じたこともあります。

その会社に勤めて数年後、地元の友人に会うことがありました。

その友人は、仕事で悩んでおり、相談に乗っていると、「豊美ちゃんは、仕事も5時ピッタリで帰れて、楽そうでいいね。給料もいいし」と言われました。

実際、私の仕事は17時で終わらず、21時以降までかかることもしばしば。さらには、資格の勉強をしたり、専門書を読んだりして、周りのレベルについて行けるようにいつも努力していました。楽で給料が良いと思っている彼女がこの事実を知ったらどうでしょう?

他の仕事が楽で給料が良いなら、やらない理由は何ですか?

努力する前に、私には○○の知識がないからできないというのは、できない理由にならないと思います。羨ましいと思うならやってみたら良いと思います。

努力でどうにもならないことはどう対処するのか。

例えば、生まれつき体が弱いから体力のある健康な人が羨ましいとか、社交的な人が羨ましいとか。

結論から言えば、自分の才能を伸ばすことで、気にならなくなってくるでしょう。

誰もが皆、生まれたときにいくつかの才能の種をもらっていると思っています。

才能の種がどこにあるかわからない場合、とりあえず栄養とお水を与えてみましょう。つまり、何か興味のあることにじっくり取り組んで、自分の才能を見つけてあげましょう。

もしも、成長した木が何らかのきっかけで倒木してしまった場合、とても辛くて他人を羨んだり、がっかりしてしまうかもしれません。

与えられた才能の種は1つではないと思います。種から木になるまで、時間はかかるかもしれませんが、立派な木に育つまで、コツコツと続けていきましょう。

種から木になり、花が咲く瞬間、自信に満ち溢れ、他人を羨ましい、嫉妬する気持ちはどこかになくなっているでしょう。


この記事が誰かの参考になれば幸いです。













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