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新車リセールのきほん

※最初に、初心者向けの内容になっていますのでご了承ください。

毎年トヨタの新車を乗り換えている「トヨらぶ」と申します。2013年からですので、それを続けて約10年になります。(トヨタの新車12台目)
その間、車両にかかったお金は年平均20〜30万円とかなり抑えられています。10年で200万ちょっとだと思います。

最近ではPDFに変わりつつある注文書(私のです)

YouTubeではトヨタ専門の「トヨらぶ」をスタートさせて、私の今までの経験と相場観を伝えようと思いました。それで、1人でも多くの人にお得に新車を乗り換えれる手段を知って貰いたかったんです。

2020年からの中古車特需で最近は、利益も出るようになって来ました。それくらい安く新車に乗れるようになったということです。

でも、、
どの新車を買ってもお得に乗り換えられるかというと、そうはいきません。

軽自動車は買値が安いのでリセールも良い傾向にありますが、普通車は車種と仕様によって値落ち率は50万円以上も違うことも…

コスパが良いのは軽自動車!!

リセール最強のジムニー

それは間違いありません。ジムニーなんかが最強ですね。
この記事では他メーカーではなく、世界中で信頼されているトヨタの新車限定してお伝えしていきますね。

▶︎どの車種を買えば良いの?

トヨタは4チャンネルの販社で販売中(一部を除く)

トヨタの中でも人気のある車、それほど人気のない車があるのは当然です。今はSUVとミニバンが2強になっています。私が6台乗り換えしたアルファード、ヴェルファイアなんかも人気が凄いんです!

世界的に上記のボディータイプに人気が集まっているので、それを買っておけばリセールは高めと言っても良いでしょう。ただ、もうワンランクお得になる条件は…

「輸出」です。

輸出される比率が高ければ高いほどリセールも高くなります。一例を出すと、ランドクルーザー300なんかがそうですね。こちらは私が購入した最上級グレードZXの見積もりです。

車体本体価格は730万円程度。
ざっとOPを付けても800万円〜900万円で買えます。

実際に私が購入した見積書です。(納期未定)

これがどうなったかというと、、

なんと、

あくまでも販売価格です。売却価格はこれより安くなります。

約2倍になっているんです!

ランドクルーザー300は受注停止になっていてプレミアが付いているということもあるんですが、これが輸出マジックです。アルファードも同じように世界で欲しい人が沢山いるので、中古車相場も高値で安定しているんです。他の車じゃ、こんな高値にはなりませんから。

「燃費の良い車の方がコスパが良い」とも言われてますが、私は燃費なんて気にする必要はないと思っています。なぜなら燃費の差は微々たるものだからです。具体的にお話ししますね。

燃費は私たちに訴えかけてますが…無視で大丈夫。

①燃費がリッター10で年間1万キロ走行する時の金額=160,000
②燃費がリッター15で年間1万キロ走行する時の金額=106,666

どちらもガソリンは全国平均の160円で計算した時の金額です。
1年で5,6万変わってくるということですね。
3年でたった15万円〜18万円だけなんです!

リセールはというと、、
車種や仕様によって1年で30万円〜50万円以上も差が付くのが普通なので、燃費など見ずに購入しても大丈夫ってのがそこです。

▶︎一体、どんな仕様を買えばいいの?

みんな迷う色々なオプション達。

ここからが本題のリセールの基本についてです。
まず、お伝えしたように輸出されている車を買えば良いってのは分かりましたよね??次はOPや仕様を決めなくちゃいけません。

箇条書きに重要な装備や仕様を書いていきますね。

・サンルーフ(窓が開くタイプ)
・白か黒
・皮シート

これがリセールの基本になります。迷ったら、とりあえず上記の3点セットが付いているグレード、OPを購入しましょう。細かい装備は沢山あるのですが、長くなるので割愛させていただきますね。

1.サンルーフは無いと車じゃない!

サンルーフは黙って付けるべき。
海外のショップにはアルヴェル、ポルシェ、ベントレー、ランボルギーニがあった。
こんな車達とアルヴェルは同じカテゴリー。


そう言われたのが旅行先のタイ人からでした。海外で高いお金を出して中古車を買う層はお金持ちが多いです。そういう人にサンルーフは未だにステータスになっています。なので、ルーフが無いと一気に興味がなくなるわけです。

2.白か黒かは鉄板!

アルファードの鉄板カラーホワイトパール
綺麗であれば最高の輝きブラック


ボディーカラーは日本と全く同じ考えで大丈夫です。世界中で人気なのも白と黒ってことですね、、
高級スポーツカーなどは原色系の色が好まれますが、そこまでいくと好みの問題なのでリセールとは程遠くなってしまいます。

3.皮シートは高そうで良い!

マイナーチェンジ後の合成皮革シート

車の内装を見た時、安い車と高い車の違いってシートで分かりませんか?
見た目はもちろんのこと、触ってみると直ぐ分かると思います。
皮シートってだけで「良い車だ!」と思って中古でも需要があるってことです。

ひとつ例に出すと、アルファード、ヴェルファイアには人気のSCパッケージとZGエディションがありますが、マイナーチェンジを境に皮シートが標準装備されました。一時期は、それに本革シートのOPを選択できたのですが、数年後のリセールは変わらず…

本革シートでも合成皮革シートでも同じ価値なんです!
二次流通を考えた場合、買う人が何を求めてるのか?が重要になってきます。

「少しでも良い車に乗りたい!」

みんなエグゼクティブな車が好きなんです。

誰でもそう思うんですよね、、
簡単に言えば、高くみえる車で高く見える仕様を買えばもちがいないってことです。それにトヨタのブランド力があれば鬼に金棒です!

下記はアメリカ人に信頼できる自動車メーカーのアンケートをとった結果です。

北米で信頼のあるメーカーランキング。
■1位:トヨタ
■2位:レクサス
■3位:BMW
■4位:マツダ
■5位:ホンダ
■6位:アウディ
■7位:スバル
■8位:アキュラ
■9位:起亜
■10位:リンカーン

https://www.businessinsider.jp/post-261910

これを見てどうでしょう?
日本ではレクサスがよく見えますが、世界は断然トヨタなんです。(最近はレクサスの認知度も上がってきている)

私も1年ほど乗りましたがやっぱり最高でしたね。

レクサスRX のどっしり感が良かったです。

▶︎関税も視野に入れておくこと。


これは愛車を売る時期についてなのですが、基本的にリセールの高い車はオークションで落札された後、すぐに輸出されます。

その時、必ず通るのが税関です。
海外旅行に行く時、免税店があると思いますが新車だと関税が高過ぎて買う人が限られてしまいます。それが、中古車になるとどうでしょう?

プラドだらけ。

一気に安くなるんです!
それも、年数が経てば経つほど関税は安くなっていくので海外の人はそれを狙って買い付けに来るんですよね。

大事なのは買って乗ったら直ぐに売らないこと。たまに半年くらいで「売ろうと思ってるんですけど、どうですか?」と質問されますが、それは1番損する乗り換え方です。なぜなら1年経ってないので関税がバカ高いから。

そういう事もあるので黙って1年くらいは乗りましょう。そこで、やっと関税が安くなるんですよね。(国によって関税が下がるタイミングは色々)

愛車とおさらば。

私達にとっては関税が変わるタイミングが売り時になります。

まだまだ色々あるのですが、ここまでが「リセールのきほん」になります。

▶︎さいごに

今は、正直言って3年〜5年乗って乗り換えた方がコスパが良い車が増えてきました。なぜなら、新車の納期遅れが深刻化しているからです。
特にHEV(ハイブリッド)。通常はリセールが悪いのに納期や燃費だけで相場を保っているというのが現状です。

リセールも今は変わり目…
それを頭に入れながら好きな車を乗り換えていきましょう。

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