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独特の柔らかな輝き ウッドオパール 

皆さん、こんにちは。

独特な虹色の様な輝き「遊色」で人気のオパール。
主に火成岩または堆積岩のすき間に、ケイ酸分を含んだ熱水が充填することで含水ケイ酸鉱物としてできる宝石です。
生成する過程で実は色々な物の中に入り込んで独特なオパールを形成します。
今回は特殊なオパールの一つ「ウッドオパール」です。

ウッドオパールは化石オパールの一つで、かつて木だったものがオパールになってしまったものです。
地中に埋まった木の細胞組織の中に珪酸が入り込み樹木が原型を変えずにオパール(二酸化珪素、Silica)という物質に変化することで、固くなり、化石化したものになります。

シリカって最近飲料水でよく聞きますよね。

オパライズドウッド(Opalized Wood)やオパライズドペトリファイドウッド(Opalized Petrified Wood)とも呼ばれます。


鉱物が温度・圧力・化学的状態の変化により、その外形を保ったまま置換し別の鉱物になったものを仮晶、仮像と呼びます。

ウッドオパールにも種類があって

木の化石(枝などの化石)の表面(ひょうめん)や中にオパールを確認出来るものや

木(小枝など)が腐食して消失した部分にオパールが置換形成されたものがあります。


木目や木の材質感も楽しめる独特な物で他のオパールとは別の柔らかさを感じる事ができます。

マクラメアクセサリーとしてつかってもらうと面白いと思います。

スピリチュアルな面でも面白く、ウッドオパールは異質な2つの物が混じり合っている所から、調和を表す石で自然と調和したい時や、緑の多い場所に行くときに身につけると自らの中に眠っていたヒーリング能力に気づくことができると言われています。
オパールは水分をたっぷりと含み、みずみずしい若さをもたらす、アンチエイジングに効果の高い石として知られています。

東洋ルースでも仕入れる事ができたので是非、お楽しみください。

それではまた月曜日にお会いしましょう。

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