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『凡人が天才に勝つ方法』無料公開中!ルール②凡人の勝機は「好き」を とことん追求すること

「モーニング娘。」を世に生み出したプロデューサー、そして稀代のヒットメーカーであるつんく♂さんの”頭の中”全部わかる『凡人が天才に勝つ方法』。「時代を超えて愛されるヒット」の作り方から、全ビジネスパーソンに今最も必要な「プロデュース力」の磨き方まで、この一冊で学ことができます。本書で紹介されている「普通の人が”小さな才能”を見つけ劇的に伸ばす45のルール」のうち、序章から「凡人が天才に勝つためのステップ」を5つ公開します。
今回は、「凡人が天才に勝つためのステップ②」を公開。前回はこちら

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ルール2 凡人の勝機は「好き」を とことん追求すること

「得意」と「好き」を間違えないことがポイント


凡人の僕なりに、「凡人にとって大事なこと」を考えました。 それは「好き」を追求すること。 天才じゃなくても、人は「好きなこと」をする権利をもっています。 人間、好きなことなら、嫌がらずに続けられます。情熱をもって取り組めます。夢中になれます。 僕も音楽が大好きだったから、イヤイヤつらい努力をしたという記憶はありません。

✓ 「最高の餃子職人になれるのは……」理論

ここで大事なのは「得意なこと」と「好きなこと」は違うということです。

たとえば、実家が中華料理屋で、「僕、餃子つくるの得意です!」という人がいたとします。
最初はほかの人に比べて有利ですから、餃子づくりもトントントンと進むでしょう。
でも、いくら得意でも、餃子をつくるのが好きでなければ、途中で飽きて嫌になって きます。「俺、何をやっているんだろう」って。
一方、「僕、餃子をつくるのが好きです!」という人は、最初は下手の横好きかもしれませんが、続けることができます。研究しながら、ああだこうだと毎日毎日チャレンジします。
そして、最終的には「得意な人」より「好きな人」が結果を出し、年月が経つほどその差が開いていきます
これが「得意」と「好き」の大きな違いです。
結論は、「好きこそものの上手なれ」です。「好きなこと」で自分の能力を伸ばすのは、「嫌いなこと」で能力を伸ばすより、はるかに効率的なのです。

✓ 好きなことなら、「迷わない」「不安にならない」「流されない」

仕事でも勉強でも趣味でも、中途半端な気持ちのまま、親や先生に「こういう経験もしておかなければダメだ!」なんて言われて、流されてやっていると、隣で楽しそうなお祭りみたいなことが始まったとき、そちらに行きたくなりますよね。
それは「迷い」があるからです。

また、時に「自分は間違っているんじゃないか」と思って不安になったりもします。 でも、「好き」を主軸に生きていると、迷いがなくなります。みんながあちらを向いたら、流行りを追いかけたくなって、同じ方向に走り出してしまうのが人間の心理。とくに日本人は「人と違うこと」をしていると不安になる国民性みたいです。
何が正しいのか、自分はどうすべきか、何から始めるべきか......。
迷っているうちに「面倒くさい」と感じ、考えること自体をやめてしまうこともあるんじゃないかなと思います。

そんなとき、大切にしてほしいのが「好きだ」「楽しい」という気持ち。 重要なのは、本人がどれくらいノッているか。 何をするにも、あなた自身が「これをやりたい!」「いま楽しい!」と思えることに、勝るものはありません。 そういう思いがあれば、人が何をしようが、何が流行っていようが気にならないし、流されることはありません。

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