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テルさん海外視察 第4弾: ニューヨーク vol.04 - 世界は1つパーフェクトスカイ -

前日は疲れて22:00に寝て、朝の6:00に目が覚めた。
頭はスッキリ。起き上がるとアンちゃんがもうベッドにいない。

話を聞くと寝れなくてテレビを見ていたらしい。

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アンちゃんが「朝ご飯は何が食べたい?」
「前にシアトルのファミレスで食べた、ベーコン、パンケーキ、スクランブルエッグ的なアメリカンが食べたい。」
「オーケー、ベーコン買ってくる。」アンちゃん、大感謝。

電車に乗って小西に頼まれた帽子を探しに、今日もヘルズキッチンの方へ。何度聞いてもヘルズキッチンて凄い名前だな。

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電車に乗っていると、腕に折り曲げたスティックを巻いている女性が自分の目の前にいた。次の瞬間、座っていたおっさんが俺の方をパンパンって裏拳で叩く。"痛え、なんだ。"と思ってその人を見るとなんか声に出さずに口をパクパクしながら凄い形相をしている。何がしたいのか分からないアンちゃんヘルプw

どうやらそのスティックを持っていたおばさんに席を譲りたかったから、俺に聞けと言ってるらしい。

文化の差だけども、これを一発で分かる人になりたいですな。

小西の帽子探し

「テルさん、Strand Book Storeの帽子が欲しいです。」とのことだったので探しに行く。

お店に入って本には見向きもせず帽子を。お土産のトートバッグとかもあって人気のお店らしい。実際、お店の小物はデザインが可愛いものがいっぱい。ナイス小西、これはお土産にできると帽子と小物数点を買う。

周りを見渡すと凄い本の数だ、でも今は本はいらない。グッズをくれと言わんばかりに買って店を出る。

隣におもちゃ屋さんがあったのでそっちにも少し寄ってみる。兎侍みたいなコミックがあった。アンちゃんになにこれ?(笑)と聞くと。多分、ジャパニーズアメリカンが作者のマンガじゃない?とのこと。全然見たことなかったので新鮮。
調べてみたら「うさぎ用心棒」と言うマンガでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%8E%E7%94%A8%E5%BF%83%E6%A3%92

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夕方になり、ビールの時間。バーに入って、ハッピーアワーでこれが安いよと言われたので頼むと缶が出てきたw せめてグラスくらいくれよ(笑)

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ポテトスキンと言う食べ物も安く、アンちゃんが安いからそれもと。

ポテトまるまる二つを真っ二つにして、ベーコンとチーズが中に入った食べ物。まずいわけない。

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最後にめんくいと言うラーメン屋さんに行ってとんこつラーメンを食べて、昔話に花を咲かせ、セントラルパークでホタルを見ながらブロンクスへ帰ってきた。

最終日

前日、次の日仕事だからと早めにベッドに入るアンちゃん。なんだか寝付けない俺。
このブログを書きながらソファーでウトウトして眠ってしまっていた。このソファー気持ちいい。用意してくれた空気ベッドは、ありがたかったが寝ていると空気が抜けていきベッドの狭間に吸い込まれるので(笑)
ソファーがお気に入りになっていた。

朝起きると6:00。今日、日本に帰るのか。
このむちゃ重い踏ん張らないと転がらないスーツケースを持って。

見納めと思い、屋上に出てビールを飲みながらニューヨークの街を見渡した。

部屋に戻るとアンちゃんが起きていた。仕事に行くために支度を始めたと思ったら何やら焦っている。「無い、財布が。」えっw

2人で探すも出てこない。「残った現金使わないから置いていくよ。」と渡して少しすると。
「いや、ちょっと待てよと。」ソファーのクッションをはがすとポロリ。

ナイスセーブ。

「もういつもの出る時間は過ぎてるけど。」と、なんだか少し名残惜しい感じで話していた。

「テル、ニューヨークでも仕事できるでしょ?そうすれば良いよ。来週とか(笑)それか来年は東京に行くよ。」それ良いなぁと、思いつつ時間はあっという間に過ぎる。

「そろそろ仕事に行くよ。」
「オーケー、アンちゃん。また来週ね!」
「ハハハ、良いね。またね。」
バタンとドアが閉まる。

急にやってきた寂しさを感じながら、部屋を少し掃除して、荷物をチェック。

最後、部屋を出る前に。
「Thank you, Anchan. I had a great time. See you, soon.」と置き手紙を書いて、2匹の飼い猫に挨拶して部屋を出た。バタン。

Good ByeよりSee Youが好きだよ。

世界は1つパーフェクトスカイ

帰り道のブロンクスで、この地域では珍しいアジア人の俺に叫んでる人がいたが目を合わせたらあかん!とスーツケースをふんばり、引っ張り駅まで一目散。

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ニューヨークの遅い電車を乗り継いで、飛行機へ。
搭乗口の前で、アンちゃんが買ってくれたキーホルダーを見つめながらビールを飲む。
飛行機では隣全席フリーと言う最高な環境で、JALの最高のおもてなしを受け日本へ。JAL最高。

ドアトゥドアで20時間で渋谷の自宅へ戻ってきた。

「アンちゃん。色々ありがとう、家に着いたよ。楽しかった。」とメッセを送る。

帰ってきてハイサワー缶を飲んでいたら気持ちよくなったので。
「ヘイ、ニック!元気?今度ニュージーランド遊びに行っても良い-?」
See youと言って別れてもう10年、俺はあの時のSee youを回収しに行く。

テルさんの海外視察は終わらない。
世界は1つパーフェクトスカイ、次の目的地はニュージーランド。

おしまい。

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