テルさん海外視察 第4弾: ニューヨーク vol.03 - SOHOとHell's Kitchen -
アメリカ3日目
昼くらいにパッと目が覚めた。胃の調子わるっ(笑)
そりゃそうだ朝方4時くらいまで飲んで、騒いで、締めにピッツァじゃ胃を壊す。
アンちゃんがさっとシャワー浴びてきて「じゃあ、テルも浴びたらSOHO行くか。」
「ちょ、ちょっと待って(笑)少し時間を頂戴。」と胃の調子を伺いながらシャワーを浴びて出かける用意をする。
深呼吸してふぅー、オッケー行こう!
なんで同じ物食って飲んでこの差なのか。胃が頑丈すぎるやろ。
昨日の彼女
ブロンクスから1時間くらい電車に揺られていると「昨日の彼女から連絡あったよ。」と。
「おー、良かったじゃん。一緒にぶらぶらしようか。」
駅で落ち合って3人でSOHOに向かう。
2人が好きな音楽の話しとかで盛り上がっている&俺の胃の調子が悪すぎるので別れて行動しようとする。
アーバンアウトフィッターズがあったので、店をプラプラしつつ、途中店を出て1人街ブラ開始。
土地勘ないからマップ便りで歩いていて、栄えている方あったから、そっち行こうと歩いていたら見つかった。
勘が良すぎるだろ。
2件目に寄ったとき、"よし今だ!"と店を抜け出し「ちょっと一人でプラプラしてくるわ〜。」また後でねとメッセをして逃げ出す。
近場の公園について、体力の限界を感じ1時間くらいボケーッとしていた。
"俺はあの眼の前にあるハンバーガー屋さんに入りたい、しかし胃が拒否している。今行ったら胃が死ぬっしょ?"と言う脳内会話をずっとしていたら、アンちゃんからメッセで「彼女帰ったよ、ハンバーガー食べに行こう。」以心伝心マイメンよ。
アンちゃん無敵の胃袋
お店を予約してくれていたらしく、なんだか絶対一人じゃ入れないくらいおしゃれな店に連れて行って貰う。
オーダーはハンバーガー、しかし「限定12食で今日は多分もう売り切れているんです。」と。
「ステーキは同じソースなのでそちらおすすめですね」とのことなのでステーキと前菜を頼む。
ステーキうまっ!!この後、ハンバーガー食べたいから1皿のステーキを2つに分けて貰ったんどけど。どう見ても一人分のサイズじゃないだろ(笑)
フレンチフライは2人前くれる気前の良さ、さすがアメリカ。
胡椒が効いているけど凄くマイルドなソースで、お肉もめちゃくちゃ柔らかくて美味しい。
あー、超腹いっぱいとお腹をさすっていると。「デザートメニューください。」と言っている。おい(笑)
ブランデーとブリュレが来てペロリ。
「この組み合わせが美味しいんだよ、テルも食べてみ。」無敵の胃袋かよ。
「1時間経てばもう一皿ステーキ行けるね。」って、いけねーわw
アンちゃんからのプレゼント
自転車が好きなアンちゃんは、お店を見つけると入っていく。
Hell's KitchenにもRaphaと言うお店があり、そこは渋谷にも出店しているそう。
https://www.rapha.cc/gb/en
カッコいいウェアやバッグがたくさん並んでいる。
一周りして、他のサイクリングショップより少しお値段するなあと思っていたら。アンちゃんが店員さんと色々話している。
その間、テーブルの上に置いてあったオシャレな本たちを眺めて待っていると。「はい、テル。」と自転車用の帽子を渡される。
「渋谷にもお店あるみたいだから、これを被ってそこに行きなよ。カッコいいじゃん。」と。
今回の旅で、一宿一飯の恩どころかずっと泊まらせて貰って
さらにはずっと一緒に出かけてくれるアンちゃんにはたくさんの恩がある。
"来年は東京だよ、俺がアンちゃんを案内する番。一緒に渋谷のRaphaに行けたら楽しそうだな。"と思いながら感謝の笑みが溢れる。
その時はShibuyaってサインされている帽子をアンちゃんにプレゼントするよ。
ニューヨーク大学
「こっちから電車拾おう。ニューヨーク大学もあるし。そこを通って帰ろう。」
目の前に公園が現れる。夜の8時だけど、たくさん人が居た。
オペラしてる人、太鼓叩いている人、でかいシャボン玉してる人、
ダンスしてる人、ダンスしてる人に絡むおじさん、ラップしてる人、ラップしてる人に絡む人。カオスw
でも物凄く平和空間になっていた。
今まで見たことがない光景だった。
広場を抜けて、電車でブロンクスへ戻ろうと道を歩いていると
Some Good Beerと言う店がある。
リカーショップには結構日本のビールやウィスキーがある。
ここはビール専門店だったのでビールだけだったが日本の倍以上の値段で売られていた。
凄いネーミングの店だなあと、道に出て少し歩くとSome Good Wineがあったw
家についてソファーに横たわったら、疲れで動けなくてそのまま寝てしまった。
アメリカ4日目
ジェットラグが軽いとはいえ、変な時間に目が覚める。
ソファーで寝ちゃって起きたら朝の3時だった。暇だしビールでも飲むかと屋上に登る。
二度寝して起きたら、朝ごはんに冷凍食品タコスを出してくれたので食べた。
アメリカの冷凍食品、美味しくなっててビックリw
Hell's Kitchenへ
先輩に教えて貰ったスペースシャトルを見れるハーバーまで、電車と徒歩で移動。
空母自体が展示場になっていて、たくさんの戦闘機や歴史的資料が見れる。
前日にオンラインチケットを買ってくれてたので、簡単なボディチェックだけで結構すんなりと入れた。
テロがあってからもう何年、そう言う緊張感は少しやわらいで来ているんだろう。
資料を見て回ると、戦後の日本の写真とかも当時の軍隊の人が提供してくれている写真の中にあった。
他にも空軍パイロットのヘルメットや、勲章?的な物も展示されていて、アンちゃんが「俺これ持ってる。」持ってるんかいw
空母のフライトデッキに上がるところで女性が立ち往生している。何してんだろと思っていたらアンちゃんがすっと手を取って「一緒に上がりましょう」と。ジェントルメン!!高所恐怖症で上がれなくなっていたらしい。
「ジェントルメンじゃん!格好いい!」と言ったら
「そうなれるようにしてるよ。皆が幸せなら、全てが幸せになれるでしょ。」天使。
フライトデッキにはたくさんの戦闘機やNASAがテスト飛行に使っていた実物大っぽいフェイクがあった。
空母のコントロール室にも入れて、中の職員のおばあちゃんが「空母内の赤いライトは、目に優しく、目の前に敵が現れても目がしぱしぱしないでドーンだよ。」と言っていたのが印象的だった。結構、エグいことをホンワカ言っておられた。
戦中、戦後の資料を真剣に見て回ってからスペースシャトル・パビリオンへ。
これも空母の上にある、どんだけでかいんだよこの空母。
実物のエンデバーが展示されている。
でかすぎて頭くらいしか写真に収まらない(笑)
Hell's Kitchen市街を探索
腹減ったからハンバーガー食おうとなり、ウロウロしてるとウィスキーバーがあった。
一杯目からウィスキーはないだろ〜と思ってふざけて「ここ行く?」と聞くと「オーケー行こう。」まじかよw
お試しでショットグラスをくれる店員さん。俺、このお試しだけで結構来てるからw
ちゃんと注文したロックをグラスで一杯目だけ飲み、店員さんおすすめのハンバーガー屋さんへ行くことにした。
道中、自転車屋さんで帽子を買いつつ、ダンディーと言う良さげなレトロアイテム屋さんがあったので物色することに。酒臭い僕らに気がついたのか、炭酸水をくれる。夢中で見てて写真取り忘れたけど凄い可愛い小物がたくさん。
いくつかお土産を買って、ダンディーの店員さんの友達のお店にも行ってみることに。こっちもめちゃくちゃ可愛い。日本の物なのに、日本で見たことないセレクトアイテムがいっぱい。
アメリカン・チャイニーズのアーティストさんが夫婦で作っているアイテムが可愛すぎてお土産に買うことにした。
https://www.cckw.us/
ハンバーガーでかすぎ
買い物したお店から数ブロック歩いていると目的のお店へ到着。
シンプルが良いかと思ったけど、モッツァレラとマッシュルームのハンバーガーが美味しそうだったので注文。
ビールも良さげな物を2つ。と思っていたらピッチャー出てきたw
このハンバーガーの量にピッチャービールは致死量。あかん、食えるわけない。
「いやー、マジお腹いっぱい。」と言うと「オーケー、手伝う。」
自分のハンバーガープレートはペロリ、俺のも食ってくれる。無敵の胃袋かよ。
しかもストロベリーシェイクとビールも飲み干すのかよw 「俺の完敗だからお金は俺に払わせてくれ。良いもの見させて貰った。」
絶対フードファイトで勝てるよアンちゃん。
タイムズスクエアへ
夜も更けてきて、買い物がてらタイムズスクエアに向かうことにした。
まず驚いたのは人の数。あと、とんでもなくお祭り騒ぎ。
ボディペイントしたおっぱい丸出しの女の子たちが一回十ドルで写真を撮りまくっている。
2人で1日10万くらい稼ぐんではないだろうか。
中心にさらに向かうとLINEストア。えっ!LINE!?アメリカで有名なの?「有名じゃないけどポピュラーだよ。」
タイムズスクエアの中心にストアがあって、アメリカ人たちがLINEで働いているとか、なんか10年前じゃ考えられないなと不思議な感覚になる。
タイムズスクエアのスーパーを2つくらい見て回り、お土産チョコを物色。
帰り道、急にベロベロになるアンちゃんとエモい話しを色々しながらブロンクスへと戻る途中の会話。
「アンちゃん、俺絶対忘れられないことが1つあって。家族連れの男の人に顔の前で中指立てられて罵られたことあったよねー。でも、動じてなかったよね。」と伝えると。
「あー、そんなこともあったね。言われて思い出した。」大人かよ(笑)
10年も経てば募るエモい話しもたくさんある、お互いに。
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