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【地獄の3ヵ月?】トヨタの工場実習について解説します

こんにちは。ベーコンです。


この記事では、トヨタの工場実習について解説していきます。


トヨタでは、新人研修の一環として、工場のラインで働くという研修があります。

目的は、現場でやっていることや苦労を知ることなのですが、労働力の確保という会社としての目的もあるのかなと思っています。

今回は、工場実習の概要と、実際に働いてみて感じたことを書いていきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

工場実習について

時期、期間について

工場実習は、例年夏から冬にかけてのどこかで3ヵ月間あります。

新入社員はもちろん、転職で入ってきた人でも指導職以下であれば対象となります。

3ヵ月間やりきるのがマストとなっており、途中で怪我等でリタイアするとまた3ヵ月やらなければいけません。

過去には実際にリタイアして実習をやり直しとなった人もいるようです。

実習前に人事から、週末遊びに行って骨折とかするなよ!とかなり念を押されます。

業務内容

工場で働くといっても、様々な働き方があります。

ラインに入っての組み立てがメインとなりますが、検査や物流といった仕事なんかもあったりします。

例えば組み立てラインでは、1~2分サイクルの仕事をひたすらやり続けるイメージです。

やはり一番疲れるのは組み立て工程で、検査は完成品をチェックするだけなので楽な場合が多いです。

慣れるまでにだいたい1ヵ月くらいかかるので、それまでは正直ツラいのですが、慣れてくると週末の予定を考えながら作業できるくらいには楽勝になってきます。

どの仕事に配属されるかは運ですが、女性や体が弱い人は検査や物流に配属されることが多かったです。

ちなみに私は検査だったので、かなり楽でした(笑)。

工場実習で感じたこと

3ヵ月の実習で感じたことですが、何より交代勤務がつらいです。

早朝~昼、昼~深夜の2直体制で、1週間ごとにシフトが入れ替わります。

毎週生活リズムが変わるで、夜寝れない、ということもあったりしてつらい思いをしている人も多くいました。

現場で働く人たちはそんな生活を何年もやっていると思うとすごいなと思います。

一方で、仕事自体は単純な肉体労働なので、精神的にはかなり楽でした。

生産状況次第ですが、定時で帰れたりもするので、その時間を活用して本を読んだり勉強したりと、有意義な時間を過ごすことができました。

週末は同期とドライブに行ったり、名古屋に遊びに行ったりと、今思えば楽しい生活をしていたなと感じます。

また、普段会うことのないような人たちと交流することができます。

特に、期間工の方は色々な経歴を持っている人が多く、話していて楽しかったです。

ギャンブル好きな人に影響を受けて、休日に競艇に行ってみたりしたこともありました。

トヨタに限らず現場実習をやっている会社は多いかと思いますので、これから実習があるという方はぜひ積極的に色々な方と会話をしてみましょう。

ちなみに、工場実習では深夜勤務もあり、給料がかなり増えるという話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、そんなに増えなかったなという印象でした。

これは、私がいた職場が定時退社が多かったこともあるかと思いますが、深夜勤務で増える分としては残業10時間分程度です。

そこそこ残業をしても月給40万円には届かないかなという印象です。

あまり期待しすぎない方が良いかもしれません。


以上、トヨタの工場実習についての解説でした。

たった3ヵ月でしたが、現場の方にも恵まれていたこともあり、私は現場での仕事を経験できてよかったなと感じています。


最後までご覧いただきありがとございました。


ではまた!


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