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AoN、SoSを知っていますか?

 3月11日で東日本大震災の発生から9年になる。私が震災の発生後に生まれたアイドルで思い出すのが古着系ダンスボーカルグループのAoN(おーるおあなっしんぐ)とSoS(しんくおあすいむ)である。
 私がそういうグループと出会うのは、前身のグループ、18(イチハチ)が津田沼のモリシアでのライブをしていたからである。
 2011年3月11日の震災直後は岩手、宮城、福島の3県に支援物資や古着などが送られた。しかし、送られた古着は余ることが多く、その対応に追われた。宮城県のNPO法人も例外ではなく、どうしようかと頭を悩ませていた。そこへ、
あるプロジェクトが手を上げた。古着をステージ衣装として活用してみたいとの要望があり、18の衣装となった。震災に見舞われた宮城県の復興支援の意味を込めて作られたグループはいずれも個性的なメンバーが揃った。しかし、18は2015年に解散。その後継として作られたのがAoNだったのだ。
 当初は2人だったメンバーも徐々に増えて8人に膨らんだ。その後、2017年のワンマンライブで姉妹グループ、SoSが誕生。2組の古着系がライブを彩った。
 私も津田沼のモリシアでのライブに足繁く顔を出した。ステージ終了後はチェキを撮らせてもらった。しかし、去年9月にブログの記事を見て驚いた。両方のメンバーが12月21日のライブを最後に全員卒業するという。そのことは聞いておらずにショックだった。
 その後、AoNは研究生2人をメンバーに据えようとした。しかし、その後体調を崩し、未だに空席が続いている。
 もちろん、新しいメンバーを探していると思うので、また新しいメンバーが決まったら必ず応援に行きたい。またいつかAoNを支えてくれる心強いメンバーをという意味を込めて、今後も目が離せない。

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