テスラが着々とEV設備を整えて初めているが、トヨタ大丈夫か?
テスラ用の高速充電器を「ファミリーマート」で導入したとニュースになっています。完全にこれ、EVはテスラに流れを持っていかれる前兆です。
国内コンビニエンスストア初となるテスラ製電気自動車(EV)用急速充電設備(スーパーチャージャー)を6月29日にファミリーマート所沢インター店で設置、運用を開始しました。
ファミリーマートは、2010年から地域のインフラ拠点として店舗への急速充電器の設置を進めており、現在、流通・小売業界でトップとなる全国約600店舗に設置しています。
今後既存で設置されている充電器をそのまま使用できるよう、テスラ車対応の変換アタッチメントを置いたり、新たにスーパーチャージャーを可能な範囲ですべての店舗に設置したら完全にEVはテスラ一強となります。
今回ファミリーマートと全国にあるコンビニへ設置していることが特に鍵を握っており、新たな場所を確保しなくてもよい点はテスラにとって大きく、ファミリーマートとしてはコンビニ利用客増加が見込まれ、双方にとってメリットがあります。
テスラのスーパーチャージャーは、プラグを差し込むだけで自動的に充電され、約15分間で最大275km相当分を充電でき、コンビニで買い物をしている間に充電されています。
では今後トヨタがどのようにすればテスラを抑えることができるのか。
それは大きく2つです。
①テスラより満充電時の航続可能距離で圧倒的な差をつけること
②テスラに先行されているため、真似をしてEV充電スポットを増やす
だと思います。
①テスラより満充電時の航続可能距離で圧倒的な差をつけること
こちらに関しては以前記事にしたように、10分で満充電、そして航続可能距離1,000kmの実現です。
テスラは15分で最大275kmの充電、トヨタは10分で1,000kmの充電。
ここまで差があればテスラではなくトヨタの車を購入します。
幸いにも日本は遅れており、EV車を利用している人は多くないため、テスラが浸透する前にトヨタが手を打つことができれば、、、というところになります。
②テスラに先行されているため、真似をしてEV充電スポットを増やす
仮に①で述べた航続可能距離が1,000km確保することが出来ればほとんどの場合は充電が不要となりますが、残量が減ってくると補充したくなる。逆に面倒だとぎりぎりまで充電しない人もいます。そうすると数多く設置箇所やコンビニなど買い物をしている間に充電できるだけでもより利用者からすると非常に使い勝手がいいものになり、判断ポイントの一つに。そうすると現行の充電スポットだけでは数が足りないです。テスラのようにどこかの場所を借り設置するなどの対策をしていく必要があります。
トヨタ、10分1,000kmの開発を急げ。
この車の完成が今後のトヨタあり方を、そして日本自動車業界の未来を大きく左右します。
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