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【走行可能?】交差点にあるゼブラゾーン(導流帯)の意味とは。

運転をする際によく見るものの一つとして、交差点の手前、右折レーンが現れる場所手前などで、白の縞模様がペイントされているのを見かけると思います。この道路標示を「ゼブラゾーン(導流帯)」と言います。
本記事では、ゼブラゾーンが設置されている理由、ゼブラゾーンの意味、走行してもいいのかなどについてです。

結論としては、「走行OK」むしろ誘導しているものになるので通ることが正解。

ゼブラゾーンってそもそもどのようなところに設置されるのか。
ゼブラゾーン(導流帯)は道路標識、区画線及び道路標示に関する命令別表第三(第五条関係)により、車両の安全かつ円滑な走行を誘導する必要がある場所に設置されており、多くは交差点付近にあり、右折や左折レーンの手前に設けられています。他にも複雑な交差点や、広すぎたり変形していたりする交差点の手前、また車線数が急に減少する道路など、交通渋滞や交通事故が起きやすい場所にも設置される。

ゼブラゾーンは走行していいの?という質問について。
ゼブラゾーンは立ち入り禁止場所ではありません。「車両は、安全地帯又は道路標識等により車両の通行の用に供しない部分であることが表示されているその他の道路の部分に入つてはならない」の「安全地帯」「立入禁止場所」とは異なり、道路交通法上の処罰の対象ではありません。

では「ゼブラゾーンを直進する車両」と「ゼブラゾーンを通過後に車線変更した車両」が接触事故を起こしたらどうなるのか。

状況などにもよりますが、基本的な過失割合として、
・赤い車:30%
・青い車:70%
となる。
なので、赤い車のような走行をすることでスムーズな右折をするだけでなく、右折渋滞緩和にも繋がります。

とはいえみんながこの認識を持っているわけではない。そのため、今まで青い車の運転の仕方を行っていた人は、赤い車のような人がいることを認識して運転しましょう。
逆に赤い車の運転の仕方をしている人は青い車のように右折レーンへ入ってくることがある可能性があることを認識して運転しましょう。
ルールも大事だが、まずは事故をおこなさいようしていきたい。ご安全に。

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