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EV車を手掛けるテスラ、成長推移が鈍化→安売り×EV需要速度鈍化

テスラは2024年の販売台数の伸びは鈍化するとコメントしている。

テスラは売れ筋の車としてSUVタイプ「モデルY」とセダンタイプ「モデル3」を主軸にしている。
ただ、EV市場の1番乗り獲得や中国のEVを手掛けるBYDの安価なEV競争対抗などの状況により、大幅な値下げを実施している。

モデルY:▲30万円
モデル3:▲67万円

これだけ大幅な値下げしたが販売台数が鈍化した結果売上減となった。

●そもそも電気自動車の需要がまだ低いのはなぜか。
個人的に電気自動車が買いだと思わない理由は、
・満充電時の航続可能距離が不十分
・充電に時間を要すが、充電可能な場所が少ない
・ガソリンと比較するとメンテナンスコストは下がるかもだが、故障した時などの修理代が高い
・リセールバリューはガソリン車のように良くない

・満充電時の航続可能距離が不十分
・充電に時間を要すが、充電可能な場所が少ない

→現行車は満充電で航続可能距離大体400km前後くらいになっているが、これだと遠出をするのに途中で充電する必要があり手間だと感じる。そして充電する場所も少なければ時間もかかる。

・ガソリンと比較するとメンテナンスコストは下がるかもだが、故障した時などの修理代が高い
→ガソリン車やハイブリッド車はエンジン周りのオイル交換などを定期的に行う必要がある。これらのメンテナンスコストは下がるが、電車自動車は部品代が高く故障があると多額の費用がかかる。

・リセールバリューはガソリン車のように良くない
→リセールバリューの良し悪しは需要と供給のバランスで決まる。人気車種が生産停止すれば欲しい人が増え続けるので中古相場が高くなる。これは国内だけでなく国外での需要が高ければその分相場も高くなる。トヨタハイエースやアルファードが高い理由は日本だけでなく海外需要が高いため。

電気自動車にそのポテンシャルがあるかというと「ない」が回答となる。走行距離を走ればメンテナンスをしていてもバッテリーなど多額な部品交換が必要となる。また交換までは行かずとも、時間経過に伴い電池性能が落ち、満充電の走行可能距離減少なども懸念される。

個人的に感じることなので、一軒家に住んでおり家にいるときは常に充電可能な環境、長距離乗らない人、リセールバリューは気にせず乗り潰す人は補助金が出る今のうちに購入するのはありかと思います。

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