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【デジタル人材育成】ITの基礎知識:インターネットの進化

デジタル人材育成「DX推進リーダー育成講座」を担当する事になり
資料や頭の中を整理しています。
俯瞰的思考から紐解き、内容を備忘録として整理して行きます。

前回までに、ITの基礎知識の中でハードウェア、ソフトウェア、通信の進化を考察しました。

https://note.com/toyo2019/n/nc6b043bbf023

次の大ボス「インターネットの進化」は避けては通れません。
インターネットの進化についても議論する必要があります。ここで、Web1.0、Web2.0、そしてWeb3.0の進化に焦点を当ててみましょう。

Web1.0: 情報の受信時代

数十年前、インターネットが普及し始めた頃、それは主に情報を受信するツールでした。当時、個別の中小企業が自社のウェブサイトを持つなど、一般的ではありませんでした。大手企業は美しいデザインのウェブサイトを持っていても、ユーザーが情報を受け取るだけでした。インターネットは単なる情報閲覧のためのもので、双方向のコミュニケーションが希少でした。

Web2.0: 情報の発信時代の到来

Web2.0時代は、双方向のコミュニケーションの時代です。掲示板やSNSの台頭により、個人や企業が情報を発信できるようになりました。この時代から、ユーザー同士やユーザーと企業のコミュニケーションが増え、ウェブは情報受信だけでなく発信の場としても機能しました。これにより、コミュニケーションと情報共有が大きく発展しました。

Web3.0: 分散・自律分散の世界

Web3.0の世界では、一つの会社やプラットフォームに依存せず、情報の分散と自律分散が重要な役割を果たします。これは、情報とコミュニケーションが単一の企業の支配から解放され、ユーザーと個別のエンティティが自律的に情報を扱えるようになる時代です。これに関連する技術として、ブロックチェーン、NFT、メタバース、DAOなどの要素技術があります。

この新しい時代の到来は、企業やプラットフォームに情報が依存しない方法を模索する議論に繋がっています。技術の詳細を知る必要はないかもしれませんが、この概念を理解しておくことで、将来のデジタルの進化を追跡できるようになるでしょう。

デジタル社会において、適切なアンテナを張り、好奇心を育むことが重要です。新しい技術と考え方に対する興味を持つことは、デジタル人材としての発展に不可欠です。

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