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手術入院ドキュメンタリー 「耳下腺腫瘍 摘出手術」手術当日③

4月11日(木)手術当日

普段の生活では24時ごろ寝るようにしてますが病院の消灯時間は22時です。
院内Wifiも22時で切れるので、それ以降は自前のモバイルWifiで時間潰します。

いつもの生活では22時はまだジムで汗かいている時間で、その習慣もあり全然眠気もありません。多少の神経質とショートスリーパー気味なので数時間おきに起きてしまう感じでした。4時ごろからYoutubeをラジオ代わりに聴きながらゴロゴロしています。

本日は手術のために朝ごはんも無しです、手術は午後に予定していますのでもちろんお昼ごはんも無し。術後もしばらく食べられないので点滴栄養注入になるそうです。

手術に先立ち、点滴の開始

予定として13時頃からの手術の予定とのことで手術に先立ち、点滴の開始です。「フィジオ140 500ml」不足水分補給と術中に酸性に傾いた体液を正常に戻すためと薬剤師の方の説明でした。

まだ術前の元気な状態(空腹ですが)での点滴しながらネット見たり読書して時間つぶします。手術の不安よりも注射の不安の方が勝ります。先端恐怖症っぽいので注射針が苦手です(怖いです)
先ずは第一関門の点滴注射です、何やら普通の針よりも太いらしく注射時の痛みも増します。針先を見ない様に諦めて委ねますww

手術前に術衣と同時に、足のむくみ防止用なのか足圧ソックスを履くようにと、色々と気を使っていただいているのですね「コンプリネット プロ」と言う海外製の弾性ストッキングです。

13:30頃にお呼ばれです、手術室への移動

歩いて別棟に向かいます、この間も看護士さんに励まされながらテレビでよく見るThe手術室です、全体的に青っぽく頭上に例のライトの塊

この時になると、覚悟は決まっているので手術の不安はないですが気になるのは尿管挿入です、様々な記事で結構痛いと書いてあったので

手術台の周りを先生を含め5,6人のスタッフが忙しく動いています。「はい、では下着も全部脱いで下さい」いよいよです。「はい、麻酔を開始しますね」あれれ、尿管は?と思いながらも麻酔後に行っていた様です。

一瞬で無くなる記憶

麻酔用のカップを口にした瞬間から記憶が無いです。手術の時間的には3時間位だったそうです。
なんだかウッつらウッつら、ボンヤリとして空中浮遊しているよな辺な感覚の中でだんだんと記憶が繋がって来る感じです。

目が覚めると先生からお声がかかり「顔の体操です」上見て下見て、口をイーってして閉じて「神経は大丈夫そうですね」と一安心です。
15年近く体の中で育てた腫瘍ちゃんも楕円の4cm位に成長していて、ここでサヨナラです。

ベットに横になったまま、病室にお引越しでこれから長い一夜を過ごします。熱は無いですが汗ばんだり、寒かったり体が何かと戦っています。
神経が過敏になっているのか、周りの雑音がやけに気になり全然眠れません。
1時間おき位に看護士さんが様子を見に来てくれます
その間も他の患者さんのナースコースが鳴りっぱなしで忙しくそうです。お疲れ様です。
朝方、局部麻酔が切れたのか少し傷口が痛むので痛み止めを処方していただき安静にしています。

とりあえずは一山超えました、術後の入院生活レポートに続きます。

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