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お金の勉強「素人FXトレーダーへの道⑥」素人が陥ちる思考「順張り逆張り」

変動相場のある株の取引やFXなどで勝つ秘訣は
「安い時に買い、高い時に売る」これは当然のセオリーでこの内容で投資が出来れば絶対に勝ち続けるわけです。

と言うのが一般的な投資に関しての刷り込みです。
多くの初心者トレーダーは先ずはこの様に考えます。

これを業界用語で「逆張り」と言うそうです。

逆張り (ぎゃくばり)
株価が適正水準よりも大きく下落したときに買いを入れて、反発したところで売るというような、一見、相場の大きな流れに逆らって動くような投資スタンスです。

しかしながら、この考え方には大きな落とし穴があり
プロトレーダーであれば別ですが、素人考えでこの思考でトレードを行うと結構危険(機を失う)場合が多いそうです。

分かりやすく所で、ビットコインを例に取ります。

当初、数万円位の時に投資していた方(先見の明)が数十万になった際に、素人の思考として「今は買い時?下がるのじゃ無いかな」と迷った挙句に保留
更に数百万になった際に、「あれあの時に買っておけば良かった」
「でも、これ以上上がらないよね、少し下がったら買いましょう」
と一旦バブルが落ち着き少し下がった時に「そろそろ買ってみようか」と手を出した…まだまだ下落 ……不安になって売却
初心者のうちは損切りをするタイミングがわからず、逆張りで大きな含み損を抱えてしまうケースも珍しく無いそうです。

何か自身の事を言われている気がしませんか?
私自身も耳が痛いです。

株式投資もFXも一緒で、理想は「逆張り」ではあっても、実はこの「逆張り思考」は投資の世界ではあまりポジティブ要素では無さそうです。

では「順張り」が良いのか

順張り (じゅんばり)
投資手法(スタンス)の一種で、多くの買いが集まって株価などが上昇しているときに買い、逆に下落基調のときには売るというやり方です。

「逆張り」は下がった時に買い、上がった時に売る
「順張り」は上昇した時に買い、下落基調の時に売る

何かややこしく、一見同じ様な事を言っているようですが

大きく違うのは「逆張り」は投機(ばくち)で「順張り」は投資(データに基づく)こんなイメージで良いと思います。(先生方こんな解釈で良いですか?)

素人でも出来る「順張り投資」とは

やはりチャートを読み込み論理立ててしっかり分析して根拠に基づき取引を行う投資です。少し素人には難しい「お勉強」が必要になり簡単には勝たせてもらえません。

まさに今、新NISAなどで新人が投資に参加しており「逆張り投資」をはじめてくるでしょう。
このブログを見た「素人がFXトレーダーを目指すのであれば」
「逆張り」では無く「順張り」をしっかり意識していきましょう。

そのためにも信頼出来る師匠や専門家のアドバイスに耳を傾けましょう。

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