高岡市長選挙 怪しい人々①

高岡市長選が良くも悪くも大騒ぎになってきた。

前からの記事で取り上げているように、ウェッブ上では法的な処罰が下り得るレベルの誹謗中傷が飛び交っている。興味深いのが、言われなき誹謗中傷の的になっているのが、もっぱら一つの陣営である、という点である。

 そうした状況はツイッターを見るとより鮮明にわかる。反米谷・反自民の界隈が、虚偽の情報で米谷氏を侮辱し、それをリツイートしたり返信したりすることにより拡散を図っている。そうしたアカウントは4月以降に作られたものが多く、あるいは同一人物や同一のグループメンバーによって運営されている可能性もある。

 今回取り上げたいのが以下のアカウントである。

何度かプロフィールが変わっているが、SNSを用いた選挙に興味のある、「若輩者」を名乗っている。また、2021年6月18日現在、「特定の候補者の応援はしません」とプロフィール欄に記載している。

 これだけの情報を見ると、中立的な立場で高岡市長選のニュースを発信する、使い勝手の良いアカウントかのように思われる。「高岡さん」というアカウント名も、富山県の個人情報発信アカウント「とやまさん」を意識したものであろう。

 当初はこのアカウントも、プロフィールで名乗るように公正な運営をしているかのように思われた。しかし、ツイートを読み込んでいくと、怪しげな点が多々あることに気がつく。以下、代表的なものを転載する。

 富山のユーチューバーが角田氏と出町氏を取材した動画を紹介するツイートである。この人物はこの動画に低評価が付いていることに疑問を持っているような書き振りをしている。

 それに以下のような返信がついた。

この返信した人物は、米谷陣営が低評価をつけるという嫌がらせをしたのかと思ったようだが、すぐに続けてその可能性を否定して、このユーチューバーのもともとのファンがつけたものだろう、と至極まっとうな推測をしている。

 事実、現在コメント欄は閉鎖されているが、公開当初はファンから、なぜゲームを取り上げるチャンネルで政治などについて特集するのか、といったクレームコメントがついていた。また、出町氏や角田氏もユーチューブチャンネルを持っているが、それらには目につくような低評価はついていない。もし米谷陣営が組織的に低評価をつけるようなバカバカしい戦略をとっているなら、そもそも本丸の公式チャンネルを狙うだろう。

 しかし、この中立と称するアカウントは、先に引用したコメントに以下のように返信したのだ。

 米谷陣営が低評価を付けてまわった、という方が面白いからそうしておこう、などという、無責任極まりない暴論である。どの陣営も応援しない、などとしておきながら、馬脚をあらわしているではないか。

 このほかにも、米谷氏に犯罪歴がある、などというデマまでこの人物はリツイートしており、その見識は疑わざるを得ない(前の記事でも述べたように、リツイートであっても虚偽の情報を拡散した場合は法的な処罰を受ける可能性があるので、小生はそうした低俗なツイートをここに転載はしない)。また、このほかにも市長選に関するさまざまなツイートをリツイートしているものの、最近では米谷氏に好意的なものはリツイートしておらず、他陣営を利するものをもっぱら選んでリツイートしている。

 プロフィールだけを見て、中立的な情報発信アカウントと誤解してフォローする恐れもあるが、これは意図的なものなのであろうか。あえて米谷陣営のネガティブキャンペーンを貼るために、羊の皮をかぶって毒を流しているのであろうか。

 この人物のプロフィール自体も怪しい。

この人物は以下のように主張する。

選挙とWebマーケティングの関係をじっくり研究しています。インターネット選挙がもっと効果的に活用されて、投票率がもっと上がるような社会になるよう少しでも手助けできればと考えています。

 選挙とWebマーケティングを研究しているというが、その言葉は信じ難い。

米谷陣営の打ったネット広告が違法、であるとする理解しかねるコメントに、まともに答えられておらず、違法であるとする意見を追認する形となっている。いったい何を研究しているのだろうか。

「自民党(税金)」という枠自体が粗雑で、いったい何を言っているのか不安すら覚える。議員の収入と、政治団体としての党の収入は別である。国庫からの政党交付金のことを拡大解釈しているのであろうか。しかし、それが富山の自民支部の財政とどのように結びつくのか、何ら説明がない。また、極論を言うのであれば、角田陣営も結局は自民系議員で構成されているのだから、彼らの活動費用も税金由来ということになる。

 また、なぜ米谷陣営の広告代を自民党が払っているという発想になるのかよくわからない。何か根拠でもあるのであろうか。選挙を勉強しているというのならば、専門の発言に根拠を持つようにしようという学習者としての気概はないのであろうか。

 このほかにも、ネット選挙を研究しているというプロフィールに疑問を呈したくなるような発言は少なからずある。

件のユーチューバーとの会話であるが、ネット戦術を駆使?し、富山県知事選や富山市議選で世間を騒がせたのは堀こうどう氏である。 

 また、「若輩者」と称しており、アカウントもアニメの画像を用いているが、本当に若者かも怪しい。

小生のような老残の身はともかく、生まれた時から西洋菓子を安価に堪能できる環境にいるはずの若い世代が、イタリアのアイスクリーム、ジェラートをジェラードなどというような老人風の訛りを使うものであろうか。ベッドをベットといったりする訛りは若い世代では見られなくなってきているが、ジェラードとはまた怪しい。また、先のユーチューブの感想ツイートにも見える通り、絵文字を多用する文章スタイルは、巷で話題の「おじさん構文」を連想させるようで奇妙である。

 ここまで書いていて、さらに興味深い点に気がついた。

 この人物は小生と同じく、ノートを執筆しており、記事がひとつだけ公開されている。

各候補予定者のウエッブでの展開を備忘録のように記載しており、これ自体は役立つものと思われる。


各候補者のWEBメディアのパフォーマンスを記録していきます。
角田ゆうき
ホームページ:角田ゆうき | 高岡市長選立候補予定者 WEBサイト
Facebook(ファンPいいね:281 投稿平均いいね:40)
Twitter (フォロー:224 投稿平均いいね:20)
Youtube(登録:19 平均再生:216再生)
2021/4/22時点
出町ゆずる
ホームページ:なし
SNS:Facebook(532)/ Twitter(138) / Youtube(85)
米谷和也
ホームページ:米谷和也オフィシャルサイト
SNS:Facebook(不明)
Youtube: https://youtube.com/channel/UC7CzIXcf_vmUX9r4AkpwZ_Q

 詳細はリンク先の記事で確認してほしい。各候補予定者の名前を太字で載せ、その後、ホームページ、フェースブック、ツイッター、ユーチューブ、の順で載せており、各項目の後にはコロンをつけている。インスタグラムは載せられていない。ここで面白いのが、各候補予定者の掲載順である。角田、出町、米谷の各氏の順である。何の順番なのか、不明であるが、立候補表明順では、出町、米谷、角田となるはずで、メディアもその順番で報道している。

 さて、次に見たいのが、角田ゆうき氏が公開したブログ記事である。

ここでも、各候補予定者のウエッブ関連の活動が一覧されている。

6月15日現在、立候補予定者は、以下の3名となっています。各立候補予定者の関連SNSなどをご紹介します。
角田ゆうき 
ホームページ:http://kakuda.online/
Facebook:https://www.facebook.com/kakuda.ayumu
Twitter:https://twitter.com/y_kakuda
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCr9z0Kf2tJyoGBGBXkKSWnQ

出町ゆずる
ホームページ:https://demachi123.net/
Facebook:https://www.facebook.com/demachi123
Twitter:https://twitter.com/demachi1111
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCE0QGFy8QpyqcE1Ln23EHzA

米谷和也
ホームページ:https://www.kometani-takaoka.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/takaokakometanikazuya/
Twitter:なし
Youtube:https://youtube.com/channel/UC7CzIXcf_vmUX9r4AkpwZ_Q

 詳細はリンクで確認してほしいが、太字で各人が掲載され、その後、各サイトなどが、ホームページ、ファースブック、ツイッター、ユーチューブの順に掲載されている。これらの順序になんら必然性はないはずで、またここでもインスタグラムは抜けている。どこかで見た順番だ。

 また、各人の掲載順も、出町氏からはじまる出馬表明順でも、あいうえお順でもなく、なぜか角田、出町、米谷の各氏という順序であるという点も共通している。

 違いがあるとすれば、角田氏のブログでは、各項目の前にナカグロがあるくらいか。

 たまたまの偶然なのか。各項目の順番も、候補予定者の必然性のない並び方も同じ。なかなかの偶然だ。

 角田氏がいわゆるコピペをしたのか。だとすれば、他人のつくったものに対する敬意が不足している。リーダーを目指す人間がしてよいことではないし、また市民の代表たる政治家がしてよいことでもない。まァ、そんなことはないと信じているが。

 あるいは、両者は近しい関係、例えば雇用関係などの存在によって同一の資料をデータなどで共有しているのであろうか。まァ、そんなことはないと信じているが。

 話が飛躍してしまい、小生が批判している陰謀論のような与太話をしてしまった。

 しかしながら、これまでに見てきたように、このアカウントがプロフィールで主張するような中立性とやらはどこにも見当たらない。中立を名乗って有権者を惹きつけておいて、悪質なデマを吹き込んでいるのであれば、姑息である。個人的な意図あってのことか、あるいは背後に何かあるのか。

告示前のタイミングで、この人物は角田特集をするらしい。どのような展開になるのか、注視したい。


おまけ

今月に入ってできたばかりの、米谷氏へのネガキャン専用アカウントがある。

できたばかりのこのアカウントの初期のツイートで、なぜか以下のような「馴れ合い」が演じられている。

このツイートも中立とはほど遠いものであるが、できたばかりのアカウントとこのような馴れ合いを演じているのも奇妙である。どちらも平日の夕方、さほど時間差もなく投稿されている。また、このツイートで話題になっている嶋川氏が、国会議員らの脅迫に屈したかのような書き振りをしていて、ひどく悪質である。どこに根拠があるのだろうか。

 案外、運営者は同じかもしれない。


 

 

 


 

 





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