コロナ情勢下「教養強化合宿・特別篇」参加者募集

 2014年夏を第1回として年に2回、現役学生限定の「教養強化合宿」というのを福岡で開催してきた。おおよその内容は、告知文(先日の第12回合宿のもの)を読めば分かる。
 開催が3月と8月なのは大学生の春休みと夏休みに合わせているからだが、現在、我々革命派の心強い味方「コロナ・ウイルス」のおかげで68年以来の我々の悲願〝大学解体〟が半ば実現し、大学は(中学校・高校も)実質休みである。リモート何たらなどという、そもそも大学なんてもともと〝通う〟意味などないのだという自己暴露がおこなわれているそうで、全国の学生諸君はべつに福岡に来たっていいはずである
 私もたまたま6月中はとくに福岡を離れる予定がなく、この機会に「教養強化合宿」を開催しようと思えば開催できなくはない。

 が、通常の〝期間中の食住保証〟形式は私の側の金銭負担が大きすぎて、年2回開催が限界である。
 また、私にもやらなきゃいけない仕事が溜まっており、通常の〝毎日9時5時つきっきりで講義〟という形式も今回は無理だ。

 そこで以下のとおりとする。
 6月1日から30日まで、日程はそれぞれの都合で最低1週間(6泊)から最大10日間(9泊)、学生諸君を受け入れる。まあ2、3泊でも構わんっちゃあ構わんのだが、その程度の短期では「教養強化」の効能はほとんど見込めない。
 食費は自己負担とし、近所のコンビニやスーパーや弁当屋などで各自で何とかしてもらう。人が増えるとグンとはね上がる光熱費については私の側が負担する。
 〝9時5時〟の講義はおこなわない。それぞれの水準や志向に合わせてテキスト(合宿所に常備)を指定するので、それを〝9時5時〟で読んでもらう。分からない箇所などの質問は随時受け付ける。たまに(2、3日に1回)講義もおこなう。

 年2回の正規の合宿でもそうなのだが、〝現役学生限定〟と銘打っているのは要は〝若いモンに悪影響を与えたい〟という私のココロザシを表現しているのであって、学籍の有無は(そもそも私は反学校派だし)どーでもいい。まあ、20歳前後の諸君に呼びかけているわけである。
 音楽とか演劇とかの文化方面の活動をしている、つまりナニガシカを〝発信〟する立場にいる諸君であれば、多少は歳がイッてても歓迎する。雇用調節の安全弁としてテイよく職場から遠ざけられていてヒマであろう、大学の非常勤講師などの諸君も歓迎する。
 また、「ファシスト党〈我々団〉」に加盟して、各地でその活動基盤たる読書会を組織したいと志す諸君の参加も、これは年齢を問わず、もちろん大歓迎する。

 参加希望者は、氏名、年齢、学生の場合は学校名、参加希望期間(上記のとおり6月1〜30日のうち最低1週間、最大10日間)を明記して、warewaredan@mail.goo.ne.jpまでメールを。

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