かかお

いろんな会社で、いろんな名前でお仕事しています。ど真ん中は、混沌とした情報を整理し、強…

かかお

いろんな会社で、いろんな名前でお仕事しています。ど真ん中は、混沌とした情報を整理し、強みを抽出・言語化し、組織・個人を発展させること。

マガジン

  • シリーズ「◯◯な人」

    憧れずにはいられない。身近に存在する◯◯な人をピックアップしていきます。ごくたまぁに、こんな人にはなりたくない。反面教師が登場することも。

最近の記事

見ない、も選択。

そこら中でいろんな情報が飛び交っている。それが粉雪みたいに積もっていって、気づいたらすごいカサになっている。これって、あってもなくても幸せなんじゃないか?とふと思う。 今のところ、あっても害はない。ほとんど次の日には忘れる。なんなら、「これこれ!」と、好きなものと運命的に出えたり、生きる上での重要なヒントを拾えたりする。得である。 たまーに、毒(誰かが誰かに対して批判したり評価したりする声など)をお見かけして、げんなりすることもある。でもそれも次の日には忘れる。 そうな

    • おかえりモネとアドラー心理学

      アドラー心理学の解説本、『嫌われる勇気』を読んだ。 そうしたら、おかえりモネというドラマの、登場人物の一人であるりょーちんの心理的進化と、アドラーの教えとが、ぴったり当てはまって面白かったので、書いてみたい。 りょーちんは、主人公モネの幼なじみ。東日本大地震の津波で母を亡くし、カリスマ漁師だった父はアル中に。自分の意思は関係なく、高校卒業とともに漁師として家族を支えるしかなくなってしまう。 周りに対して、大丈夫、大丈夫、俺は大丈夫だから、とへらへら笑うりょーちん。傷や葛

      • おかえりモネと回復のリアリズム。

        今更だが、1年前の朝ドラを振り返る。 朝ドラなのに暗い。展開が遅い。なんの結論も出なくてヤキモキする。そういう声の多いドラマだった。 確かに、長かった。ほんとうに、展開が遅かった。前進したと思ったら、振り出しに戻ることもあった。次のクールで放送されたカムカムエブリバディの展開が速すぎて、まずい脳みそが追いつかない!と順応してしまったほど終始ゆったりモードだった。 でもそれは、登場人物全員の、痛みや葛藤を丁寧にすくいとろうとしていたから。 主人公も、妹も、家族も、幼なじ

        • フレックスなのに、昼間、映画館に行けない人。

          思い込みによる呪縛って怖いよねって話です。 わたしが所属する会社はどれもフレックスタイム制で兼業自由、出社自由なので、自分のタスクが終わっていれば、何時に仕事をあがろうが、何時に休もうが、個人の自由です。 で、一度だけ、あ、今日、映画観たいな、と思って15時にアポを終えて、そのまま映画館に入ったわけです。そんなのなんの問題もなく、誰かに怒られるわけもなく、なんなら社長は「夕方なんか、映画でも観に行きなさいよ」っていつも言っています。 それなのに、映画を観ている間中ずっと

        見ない、も選択。

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        • シリーズ「◯◯な人」
          9本

        記事

          他人の体調をとやかく言わない人

          毎週の更新を楽しみにしている物書きの一人に、しいたけ.さんがいる。以前、noteでこんなことをおっしゃっていた。 ーーーー (引用) 「おそらく多くの人には理解はされないと思うけど、自分の中で大事にしている人間関係のルール」に“「今日顔色悪くない?大丈夫?」とさらりと言って去っていく人とは付き合わない”というものがあるのです。 (引用ここまで) ーーーー とてもとても、よくわかる。わたしも全くおなじルールを守ってきた。どんな人とも仲良くできたらと思いますが、やはり、自分の

          他人の体調をとやかく言わない人

          20歳のわたしへ。湯加減はどうですか?

          わたしのこの感じは、ひとに気を遣わせないか?気負わせないか?とたまにハラハラしています。と、ハラハラしている時点でたぶんアウト。 親しいひとたちは、わたしのそれを「お仕事モード」と呼ぶ。テキパキ、テキパキ。クルクル、キョロキョロ。ああして、こうして。今度はあっちでこれやって。文字どおり目がまわる。あっついお湯に浸ったあと、湯ざめして目がまわる。あんな感じ。 でも、親しいひとたちはそれを批判したりしない。また具合悪くなったの?とか、なんで?とか咎めたりもしない。あはは、うふ

          20歳のわたしへ。湯加減はどうですか?

          惚れ惚れするセンスと思考を持つ人。

          たくさんの選択肢のなかから比べて、選ぶのが苦手です。飯屋、宿、家電…。でも思うのです。わたしだけじゃないよね?みんなも、選ぶことに辟易としているよね? だって、厳密に比べたところで目に見える大差を感じないもの。店も、ものも、サービスもそこまで粗悪なものはなく、どれも結構いけてるんだもの。だけどもどっこい、そこそこ良いより、最高!を選びたい。それが人間なのです。 ということで、わたしが頼りにしているのは、もっぱら特定の個人の意見です。惚れ惚れするようなセンスと、思考をもった

          惚れ惚れするセンスと思考を持つ人。

          毎日おなじものを食べることで、脳みそを休ませている。

          辛ラーメン、セブンイレブンのクラムチャウダー、いなばのグリーンカレー、崎陽軒の焼売弁当。一度ハマると、2日と日を空けずに食べるところがある。夏だろうが冬だろうがおかまいなし。ハマりやすく、飽きやすい。 と、自分を理解していた。けれど、ちょっと考えてみたら、そうではない気がしてきた。脳みそを休めるために意図的に同じもの選んでいる気がするのだ。 わたしはクライアントワークを主としたコピーライティング、コンサルティングを仕事としているので、ルーティンワークがほとんどない。たとえ

          毎日おなじものを食べることで、脳みそを休ませている。

          責任感が強すぎる人

          ふと「世界でおこっているこの混乱を、母はどう見ているのだろう?」と考えます。 天国にいるかどうかはわかりませんが、どう考え、どう行動するのか、そして、家族や友人たちにどんな言葉をかけるのか。純粋に知りたいのです。 ツラいとかじゃないんです。むしろ逆。もちろんストレスはあるけれど、2月の終わりからずっと自粛の生活をさせてもらって、家でのびのびと仕事をし、おいしいご飯を食べて、ぐうぐう眠って、まったくもって幸せです。「こもって感染しない。外に出て働きつづける家族や友人を守る」

          責任感が強すぎる人

          相手のためではなく、自分のために面倒をみる人

          ずっと不思議でした。未経験でコピーライターという仕事についてから面倒をみてくれている先輩が、「君にいろいろと教えるのは僕のためだからね!」と言うことが。 その言葉に何度も救われていました。成長を急かされるようなプレッシャーと無縁だったので。ただ「君のためだ」って素直に言えばいいのになぁ、なんで言わないんだろう?と不思議だったのです。 でも、後輩にいろいろと教える立場になってわかりました。「自分のために面倒をみる」以外のなんでもないってことが。その子のためなんかじゃないんで

          相手のためではなく、自分のために面倒をみる人

          ♨️上機嫌🧖‍♀️

          いま、まさにいま、「いつも上機嫌でいるために、どんなことを心がけているか?」というテーマで文章を書いています。 この間、取材で訪れたシェアオフィスは、なんだかとても良い気が流れていたので、「不機嫌な人とか、いなさそうですね」と聞いたら、50代のおねいさんが、「そうそう!ここにはそういう人、一人もいないのよ!」とおっしゃっていた。 そして、自分を振り返り、ひどく反省しました。テンパったり、余裕がなくなったり、寝不足だったり、自信をなくしていると、なっちゃうんですよね不機嫌に

          ♨️上機嫌🧖‍♀️

          自分で自分を頼る人

          2019年10月25日。NBA、ワシントンウィザーズの八村塁選手が、今シーズン初白星をあげた試合後のインタビューで、こんなことを言っていた。 「自分のことを信頼していなかったら、チームも、仲間も、僕を信頼してくれないと思うので。まずは自分を信じて頑張ります。」 すごいど真ん中のことを言う人だと思った。まずは自分。なかなか言える言葉じゃない。 自戒を込めて書きますが。なんだか、他者から認められようと動く人、他者から認められるために生きている人が多い気がします。 仲間か

          自分で自分を頼る人

          言いにくいことをはっきり伝えられる人

          言いにくいことを、 朗らかに、感じよく、 でも、はっきりと伝えられる人。 そういう人にあこがれています。 それができる人って、 「他者を全力で思いやること」 が自然と染みついている人な気がします。 そう考えるに至った、思い出があります。 友人の結婚式で、数年ぶりに中高の友人と再会したんです。しょっちゅう会う間柄ではないけれど、その人の真面目さや誠実さ、物事に向き合う真摯な姿勢を、当時からとても尊敬していました。 そんな彼女は、トイレで二人きりになるなり、「あな

          言いにくいことをはっきり伝えられる人

          たわいのないことしゃべろうよ

          ひととしゃべることが億劫だ、と思うくらい心がすり減っていることがあった。でも、心がすり減っているときほど、ひととしゃべるべきではないかと気づかせてもらった。たわいのないことをしゃべり倒し、なんじゃそりゃあ〜!意味わからん!とゲラゲラ笑う。そうすると、あったかいものが、どどどっと心の隙間に流れ込んできて、ぽわ〜っとお腹の内側からあったまる感じがした。   ひととしゃべることを億劫だと思っていたのは、きっと、なにか意味のあることを話さなければ!と、自分で自分の脳みそをきつく縛り

          たわいのないことしゃべろうよ

          空気より、心の機微が読める人

          「空気が読める、読めない」いう形容はどうも苦手です。空気がなにを指すのかいまいち明確ではないから。 では、「人の心の機微が読める、読めない」という形容ならどうでしょう?いくらかしっくりくる。機微というのは、空気と比べて、もう少し具体的に表現できる気がするから。 機微、を辞書で調べてみると、「微妙な表情」と出る。微妙な表情と言っても、思い浮かぶものはさまざま。気まずさ。嘘がバレたときのような居心地の悪さ。焦り。不安。疲労。哀愁。悲痛。挙げはじめたらキリがない。 この、

          空気より、心の機微が読める人

          与える人

          アインシュタインは こんなことを言っている。 「人の価値とは、 その人が得たものではなく、 その人が与えたもので測られる。」 価値、と言ってよいわからないが、 自分から、なにか あったかいものを投げたとき、 しあわせが戻ってくる、 そんな風に思うことが多い。 たとえば、友だちの誕生日。  おめでとう。 生まれてきてくれてありがとう。 あなたと出会えてよかった。 どこでどんな人生を送ろうとも、 わたしはあなたの味方だよ。 そんな言葉をLINEで送った。 すると、こん

          与える人