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〈富山アイコニック®︎〉 新しいかたち

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3月に向けて制作を重ねる日々。〜vol.2〜

 まず最初に完成形へとたどり着いたのが、ベースと名付けられたシリーズだった。2020コレクションのラージ・プレート、スモール・プレートに加えて、食器のラインナップを増やしていこうというユーザーの声を受けての試みのひとつだ。フォルムの美しさやガラスの質感を大事にしながら、家で食事を楽しむこと、盛りつけた料理が美味しそうに美しく映えることを念頭においてフォルムが作られている。

 〈富山アイコニック〉のアイテムを実際に使い料理を盛りつけてみたフードスタイリストの杉岡沙樹さんに、使い勝手や料理との相性など聞いたことも大きなヒントになっている。杉岡さんは、東京でケータリングやカフェの運営、メニュー開発などをおこなっている飲食業界のプロフェッショナル。〈富山アイコニック〉のアイテムを使って、これからのライフスタイルに合わせたディナーなどをプロの眼でシミュレーションしている。

 2021コレクションのベース・シリーズは、シンプルなフォルムで料理のジャンルを選ばない器に仕上がっている。サイズは、さまざまな用途を考えて、200mm、170mm、120mmの3サイズ。カラーは、クリアとシルバーグレーの2色で展開される。使い勝手はもちろん器の重さや持ちやすさ、料理を盛り込んだときの見栄えの良さや、食べやすさなどさまざまな検証により作り出されている。もちろん食器棚に効率よくしまえるようにスタッキングができるデザインを採用している。

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 底面にはグラス同様に〈富山アイコニック〉のシンボルでもある、富山の自然、山と川を流れる水、雲海などにインスパイアされた3本のラインが刻まれている。〜vol.3へつづく〜

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