勉強ってそういうもんじゃない?
お久しぶりに東京へ。
今日は出張ということで移動中です。オンラインでミーティングしていましたがやっぱりあって話す方がいいですね。
いくらオンラインが発達しても結局は人と人が一番です。
技術が発達しても人にしかできないことは変わらない。技能と同じですね。
研修生から「勉強してるんですか?」と聞かれたタイミングでお客様とも
勉強とはどうやってするものか?という話になりました。
それについて持論を展開してみようと思いますw
自分のやり方を振り返ってみると
興味持つ
↓
わからんけどとりあえずやってみる
↓
これ何!?どうやんの!?
↓
人に聞く、ネットで調べる、本を読む
↓
やり方理解する。できるようになる。
↓
もうちょっと良くしたい
↓
基礎を学ぶ
こんな感じです。仕事の場合はやらないといけない環境が与えられることが興味持つってフェーズと同じになりますね。
例えばの話、「チラシ作る仕事に就きたい」と考えたときに皆さんは
どうしますか?
よく聞く方法論としては
イラストレーター勉強するために講座を受ける
↓
デザインの勉強をするために講座を受ける
↓
作ってみる
使うツールの使い方を先に勉強してできる準備を整えてから作る。
この流れが多いと思いますが私だったらどうするか。
Googleでチラシデザイン探す
↓
わからんけどイラストレーター入れて使ってみる
↓
やり方調べる
↓
やり方の限界がくる
↓
実践的にイラレ使ってる人に教えてもらう
↓
作ってみる。
↓
基礎を学ぶ
こうなります。最初からイラストレーターの使い方を勉強したとて、
「何のためにその作業をするのか」がないと頭に入らないんですよね。
目的があれば吸収するのは早いけど目的がわからず闇雲に勉強して覚えるというのは難しい・・・
①目的がある
②必要なツールを使ってみる
③出来るようになる
④基礎が必要になる
⑤勉強する
必要性があることは身につき、活きますがそうでないことは丸暗記した
ところで活かすことができません。
講座やセミナーは目次見たら概念や基礎から順番に学ぶようにできていますが私の場合、先にそこを勉強しても入ってこないんですよね。
その理由は「作るという目的に初めは必要ないから」なんです。
先に全部理解して、出来るようになることも必要かもしれないのですが
私の場合はやってみて必要になるから勉強するという流れで勉強しています。概念や基礎はやっていくと結局あとで勉強する必要が出てくるのですがそのタイミングで勉強すれば理解するのが早いんです。
私がまだ金型屋さんに入って間もない頃にある人に仕事の受け方を聞いて、
こんな答えが返ってきました。
「60%いや、50%の確率で出来ると思った仕事は出来ると言ったら良い。
残りの50%は自分の努力で出来るという事実にすればいい。そうすることで
実力は上がっていくよ。」
15年ほど前にこれを聞いて、実践してきました。
正直、残りの50%を事実に変えるというのは大変でしたがそのために、
必要なことを調べ、聞き、学びに行ったことで自分のスキルが上がって
行きました。何かしらの縛り、制限があることで人は予想外の能力を
発揮するものだと思います。
逆に縛りや制限がないとやらないですよね。
学校のテストが良い例だと思います。
まずはやってみるが大事じゃないかなぁ。
教えてもらわないとできないと言ってる間は身に付かないと思います。
「やらねばならない」という環境が人を成長させる。
「興味を持ってやりたい!」と思うことが人を成長させる。
勉強ってそういうもんじゃないかと思います。
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