見出し画像

#2 私が思う地域活性、町工場活性の本質

画像1

「リトルマイスター」へご支援くださった皆様、ありがとうございます!!
子供たちの未来のため、そしてその先の製造業の未来のために、最高に面白いモノづくりの習い事教室を開講させたい想いでいっぱいです。
現役の職人さんと共にモノづくり好きの子供たちを最高の
大人に育てる習い事として始めたいと思います。
ワクワクするモノづくりの未来を一緒に作りましょう!
↓↓↓詳細はこちらから↓↓↓よろしくお願いします!
https://camp-fire.jp/projects/view/458312

オープンファクトリーとかいろいろ考えてきました。

MACHICOCOの創業理由は町工場活性化です。
それに加えて東大阪という町工場の集積地の活性化もテーマの一つでした。

町工場の課題は販路、人材、継承。
地域の課題は地域のことを住民が知らないこと。

この課題をどうやってクリアするか。
どんな取り組みが活性に繋がるのか。それを考えてトライし始めました。

新潟の燕三条で毎年開催されている「工場の祭典」というイベントがあります。町工場活性イベントとして成功されているイベントの一つで、どうやってこのイベントが生まれて、どうやって開催されたのか知りたくて主催者さんに突撃しに行ったことがありました。
これを東大阪で実現するにはどうすれば、、、と考えてイベント企画までまとめました。

その後、市のトップに話を持っていき、提案を出しました。町工場活性のために頑張りましょう!そう言ってもらったので期待を膨らませながら。
しかし、補助金の採択はされずに撃沈です( ̄▽ ̄)

それをきっかけに本質的な町工場活性、地域活性とは何かを考えるようになりました。
イベントで工場を見てもらったり、ワークショップで体験してもらうことで町工場が本当に活性するのか?
燕三条の場合は各社に商品があり、販売に繋げられることができる。
東大阪の場合は?何がある?技術しかない。これをどうやって繋げる?
そんな風に考えるようになりました。

工場活性を目的としたイベントは色々あります。しかし、
町工場の減少は止まることはなく、販路や人材問題に関しても改善の傾向が見られず、工場から聞こえてくる課題の声は変わらなかったのです。

自分もやったからわかる、その理由

このようなイベントを開催側・参加者側、両方の視点で見た時に
思いの相違に気づきました。
【開催側の想い】
町工場のことを知ってもらい、製造業人口を増やしたい!
◆イベントに対する課題
・開催日は休日。
・社員さんが休日出勤する。
・ワークショップなので単価は500-1500円くらいまで。
・体験してくれるのは1日で多くて30人くらい

【参加者の想い】
子供たちと遊びに行くところどこがいいかなぁ。
なんか体験できるとこあるから行こう。
◆イベントに行った感想
・子供が作った記念品ができた
・アトラクション的な遊び感覚
・楽しかったねぇ。そんなところあるんだぁ。くらいの感じ。

私の経験で感じたこと。
町工場のことを知ってもらって、もっと製造業に近づいて欲しい!!
そう思って出展するものの、参加者の皆さんは休日のアクティビティくらいの感覚なんだと思いました。
そういえば、カヌー体験した時の感じと一緒やなって。

カヌー体験して面白かった→カヌーの選手になりたい!

そうなる人は稀です。町工場はカヌーのようにわかりやすい業種ではないのでワークショップをやった後に「製造業に入りたい!」となるのはさらに困難なのではないかと思ったことがありました。

やりたい!の裏には面白そう!がないと。

子供たちがやりたい!と思うポイントは「これ面白い!!」が必須です。
そして何より、「将来製造業に入りたい!」そう思うのはワークショップで体験することよりも
大人がめちゃくちゃ楽しんでやってる!
楽しんでる大人がめっちゃすごいもん作ってる!
それを見せることが大切なのではないかと思います。
その上で、それを体験すると自分ごとになり、将来やってみたい!
そうなるんじゃないかと思うんです。
これは子供だけではなく大人に対してもそう。
楽しそう、面白そうと思えることじゃないとやってみよう、行ってみようとはならないのではないかと思うんです。

町工場活性・地域活性の本質とは?

これは私の持論です。
「活性する」というのは極論、こうではないかと考えました。
企業の場合は
「売上や利益が上がり、人がやりがい持って働いている会社になること」
であり、地域の場合は
「地域に人が集まり、地域が盛り上がり、経済が回ること」

賑やかにイベントをやることも活性化のきっかけとしては必要なことです。
ただ、そのイベントの後の出口がきちんと成果につながっているのかを考えなければいけないと思うのです。

リトルマイスターは活性のためのプロジェクト

リトルマイスターはイベントではなく継続的なモノづくりの習い事教室。
ピアノやソロバンといった習い事と同じ位置付けです。
常にモノづくりができる環境を作ることは未来のモノづくり人材を生み出すために必要なことだと考えました。
「ピアノをやるからピアニストになりたいと思う。」
それと同じに
「モノづくりをやるから職人になりたいと思う。」
製造業とはどんな仕事をしているのか、どんなことができるのか、それを知ることができる場所をモノづくりを楽しんでいる職人と一緒に作ると決めました。
面白さ、楽しさを伝えることは今、現役でモノづくりをする職人さんにしか出来ないことだと思います。
子供たちがモノづくりに携わることで大人も携わり、そして現役の職人からその世界を聞いて知る、見て知る、体験して知ることで未来が楽しいものになると考えています。
工場に行って見るだけではわからないホンモノのモノづくりの世界を知ることで老若男女問わず、製造業の世界に入ってきてくれる人が増えると確信しています。

私たちの町工場活性・地域活性はスタートラインに立ったばかりです。
このモノづくりの習い事、「リトルマイスター」が走り出しの第一歩となります。クラウドファンディングは多くの方に知っていただくこと、
子供たちのモノづくりの環境をよりリアルな場所にするため
にチャレンジすることになりました。

子供たちだけではなく大人も一緒になってモノづくりから多くのことを
体験して、体感してもらいたいと思います。

ワクワクするモノづくりの未来を一緒に作りましょう!
↓↓↓詳細はこちらから↓↓↓よろしくお願いします!
https://camp-fire.jp/projects/view/458312


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?