直前解説：TOUMEI県FUKUI市vol.04の見どころ！　byトウメイキンギョ

2018年12月28日 00:28

こんばんは！トウメイキンギョです。

平成も終わろうというこのタイミングで開催される今年の冬コミ。我々も冊子を出し続けて気がつけば4年目。懲りずに今回も新刊を仕上げましたのでご案内をさせていただきます。周るサークルのピックアップする際の参考、待機列での暇つぶしなどのタイミングでご覧いただけますと幸甚です。

2019年冬コミ　C95　

12/29(土)　東Ｈ 55b　サークル名：金魚と福井県BP

新刊　TOUMEI県FUKUI市Vol.04

【C95サンプル】TOUMEI県FUKUI市Vol.04（Pixiv）　https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72128885

「オタクカルチャームック」をテーマに過去3回（前回は2種）制作をしてきた「TOUMEI県FUKUI市」。制作前の目標は「過去最大ボリューム」でした。結果216ページということで目標を達成することができました、とにかく厚いです。厚さだけでも是非感じに来てほしいです。では内容解説スターツッ！

■巻頭企画「オタクのオワリ」

巻頭企画は冊子の顔、と思っていますが今年は「オタクのオワリ」です。以前から「オタクやめる話」や「推しの引退」などの領域を扱いたいという思いがありました。ただ非常に難しかったのが「くくり方」でした。「他界」だけ扱うのも違うし「解散」だけ取り扱うのも何か違う。そこで「終わり」という言葉に委ねることにしました。ただ「終わり」と書いてしまうと辞書的な意味が強くなりすぎると思い、敢えてダサくカタカナにしてみました。オタクの色んな「オワリ」を冊子の巻頭から紹介していきます。

・「ファイナル」に向き合う僕ら

まずはこの表題からです。今年は、或いは今年も、数々の「推し」が解散やファイナルを発表しました。オタクのオワリを扱うにあたり、どうしてもこの領域は扱わないといけないなとミルキィ、WUG、アイカツ！の３つのオワリをそれぞれファン目線で文章化していただきました。3種のコンテンツのファンは勿論、自分の推しと照らし合わせて読んでいただけると幸いです。

・アンケート　他界ってなんだ？

推しの解散とともに取り扱いたいと感じたのが「他界」です。どこの誰が言い出したのか「他界」という言葉。「他界をしたことはありますか？」「その理由は？」「他界をしたときの気持ち」などの質問を投げかけました。ネガティブな印象もあるネタだけにアンケート実施そのものも挑戦ではあったのですが非常に興味深い結果が得られたと感じます。特に他界有無での回答の差分は注目です。

・Interview あの日私は、アイドルだった

これまでも様々な方に取材をさせてもらいましたが、今回は「オタクのオワリ」という文脈で元アイドルの方にインタビューをさせてもらうことができました。取材前はアイドル目線での他界やアイドルの引退・卒業について語ってもらえれば万々歳という思いだったのですが、さらにそこから「アイドルから見たオタク」という非常に貴重な話など様々な話を聞くことができました。「推し」と言える何かを追いかけてる方なら絶対に刺さるインタビューになったと思います。

・その他

オタクがお酒片手にアンケート結果を見ながら他界について語り合う「他界トーーーーク！」、他界経験者が「他界とは」を解説する「他界のススメ」、他界の形式を『○○他界』の呼び方で48種類集めたネタ企画「他界48手」を収録しています。

■特集ラブライブ！新時代

さてこの冊子シリーズ、このサークルのある種アイデンティティである「ラブライブ！」。今年はついにラブライブ！公式サイトにμ's、Aqours、虹ヶ咲の3グループ・27人のシルエットがそれぞれ並びました。いよいよ新時代が始まるという文脈とともにそれぞれのグループそれぞれの深化という文脈、このヨコとタテの目線でラブライブ！を扱いたいと考えました。ページ構成はグループごとに区切りましたが各記事の随所で「ラブライブ！」全体の目線との交錯があると感じます。今年ラブライブ！に何が起きたのか、そして2019年どうなるのか。少しでもそういった点に切り込めればいいなと思います。

・Aqours　アンケート企画

まずは今年も大活躍、ラブライブ！の顔として躍動するAqoursから。Aqoursについては11月の4thライブ直後に展開したアンケートの結果を中心に企画を組みました。大まかに「4thライブの感想」「次回総選挙での投票先とセンター予想」「Aqoursのこれから」というページわけになっています。Aqoursが今どのようにファンに見られているかを可視化できたのではと感じています。どのアンケート結果もリアルな声で、思わずなるほどと思ってしまう内容になっていると感じます。

その他、4thライブ前後の視点でAqoursについて触れたコラム「僕はラブライブ！が、好きだ。」、Aqoursがある意味大活躍したグラビアについて語る「Aqours声優このグラビアがすごい！」を収録しています。

・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のこれまでとこれから

今年ついにCD発売やそれに関連するイベントを通じて「表舞台」に出てきたラブライブ！シリーズの末っ子である虹ヶ咲。今日現在まだ良く知らないという方も少なくないと予想し、まずは「虹ヶ咲」とは？の視点で文章を書いていただきました。時系列で綴られた内容は非常に読みやすく、これを読めば”虹”の理解がグっと進むはずです。

その他、虹ヶ咲とラブライブ！シリーズ全体を意識した文章「ラブライブ！に虹はかかるか」を収録しています。

・μ’ｓ原理主義について

μ’ｓをどういう形で取り上げるか、非常に悩みましたが絶対にこの「原理主義」を避けて通りたくないなと感じていました。かなりネガティブなトーンで語られるμ’ｓ以外を認めない「原理主義」ですが個人的には「そりゃそうだよね」という当たり前に発生しうる発想と考えています。今回このネタでの執筆を快諾してくれたハレンチトーストさんには感謝しています。原理主義を避けずに「ラブライブ！新時代」を掲げられたことでこの企画の強度が増したかなと思います。

その他、μ'sはファイナル後どういった概念になっているのかを探る「音ノ木ガラパゴス μ’sはどこにいる」、架空の格闘ゲームのキャラ紹介という全力バラエティ企画「ラブライブ！スクールアイドルバトルロイヤル」を収録しています。

■検証オタクの説2018

ここからは単発特集企画です。1つ目は「オタクの説」。TBS系列で放送中のバラエティ「水曜日のダウンタウン」の「説企画」を参考にオタクの中にある「説」を検証しました。本誌では「オタク、秋葉原のソフマップに集合という連絡だけしたら同じ場所に集まらない説」「オタク、武道館で武道見たこと無い説」「鈴木愛奈ツイッターアカウントにに楠田亜衣奈アイコンでリプライする人流石に0人説」を検証。私も参加したソフマップの説は是非色んな人に試してほしいと思う体験になりました。その他どれも面白い結果になっておりますのでお楽しみに。　

■Contents Is Good! 今おすすめしたいコンテンツ

この企画ではシンプルに「今熱い」コンテンツの良さをレコメンドスタイルで文章にしてもらいました。スマホゲームの「プロジェクト東京ドールズ」、Vtuberの「ゲーム部プロジェクト」と「えのぐ」をそれぞれ紹介してもらいました。オタクカルチャームックとしてプレーンにおすすめコンテンツを取り扱う企画があってもいいよねと感じ立ち上げたページです。個人的には今後の号でも継続したいなと感じるテーマとなりました。

■ボイスサンプルを聞こう！！

実はずーっとやりたかったテーマ「ボイスサンプル」。俳優、モデル、芸人、どのジャンルの有名人のHPを見ても存在しない。そんな声優だけの武器が「ボイスサンプル」です。なかなかじっくり聞く機会もなさそうですが今回は何人かの声優ボイスサンプルをピックアップ紹介しました。これをきっかけにボイスサンプルをチェックする人が増えたりしたら面白いなあと勝手に期待しています。声優島ということでTHE声優ネタが扱えたのも良かったです。

・くまサーフィン

最後はこちらくまサーフィンです。それなんやねんという話ですねｗ　いままで「くまさんぽ」というラブライブ！声優の事務所を回り建物の雰囲気や周辺環境などを参考に勝手に10点満点の点をつけ、ファミ通ゲームソフトクロスレビュー風にまとめる企画を行ってきました。そんなくまさんぽも前回第3弾で一段落。今回はリニューアルし、ラブライブ！声優の「公式サイト」を勝手にレビューする内容に。ネットサーフィンなので名前もくまサーフィンです。しかも単にレビューするだけでなく「ウェブサイト評価ツール」というテクノロジーも導入し点数を弾き出しています。ちょっとくだらなくちょっと参考になる公式サイト勝手レビューを是非ごらんあれ！　※タイトルの「くま」は企画に毎回参加しているオタク、くまがわっぴーくんからきています。

お品書き

1000円にて頒布させていただきます！初めての4桁価格ですが216ページにもなったのでお許し下さい！

既刊は印刷物が品切れのため、昨年の冬コミ後に販売していた電子書籍を特別価格でご案内。新刊（こちらは紙の本）とセット購入パッケージとなっており、購入いただいた場合は電子書籍のDL可能なURL/PASSをお渡しします。現在電子書籍は1冊700円で販売していますので2verで700円となる今回は半額とかなりお得なパッケージです！