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親子クラス、どんなことをするの?

からだ・こえ・えがく・つくる。
主に4つのアプローチから、ワークショップを展開していきます。

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【からだ】
演劇メソッドで、言葉のない会話をすることがあります。
つまりはからだの触れ合いで会話するボディランゲージのことです。
親子クラスでは、このメソッドを用いてお子さんとボディランゲージをしたり、
自分のからだと会話をしたりしていきます。
例えば、呼吸に合わせてゆらゆらと
からだを動かしたい方向に揺らしていきます。
揺れづらいなぁ、肩に力入ってるなぁ、呼吸が浅いなぁ、足先が冷えてるなぁなど
からだと会話していきます。
そのあとは、手当てするようなイメージで、
さらにゆったりとからだを揺らしていきます。
からだからの言葉に耳を澄ませてみませんか?


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【こえ】
カラオケで歌ったり、泣ける映画を見て泣いたり、友達と喋って笑ったり。
声を出して、スッキリ!発散した!という経験があるかと思います。
このクラスでは、目を瞑って深呼吸をするように、
からだの奥から声を出していきます。
「んーーーーーーー」
「んーーーーーーーんあーーーーーーーーー」
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
など、なんでも。出したい音を出していきます。
出し続けていくと、不思議と声色も変わっていきます。
歌ではないのに、歌を歌っているような感覚になるかもしれません。
また、みなさんの声が重なり合うとどんな感覚になるのか
味わっていただけたらと思います。


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【えがく】
絵画クラスのような、何かを描写するなどというクラスではありません。
利き手ではない手でクレヨンを持って、ただ紙の前に立つだけです。
あとは目を瞑ってからだのなりゆきにまかせて、線を描いていくのみ。
はじめは、やりづらくても、力が入っていても、描き続けていくと、
ウネウネ動かしたくなるかもしれないし
カクカクと動かしたくなるかもしれないし
ゴシゴシと強く動かしたくなるかもしれないし
まるで踊っているかような感覚になるかもしれません。
そんな描き方をしてみたらどんな作品が出来上がるのでしょうか。


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【つくる】
とをがの放課後クラスでは、小学生たちが、
その日訪れたその時やりたいことをしています。
新聞紙を使ってドレスを作ってみたり、
廃材を使ってバスケットコートを作ってみたり。
遊びたいからブランコを作ってみたり。
皮を見つけて、お財布を作ってみたり。
自分がその時やりたいと思ったことを、やったぞぉとなるまでやってみる。
それって大人になってやっていますか?
子育てしていて、子どもにやって欲しいなぁと
思っていることだったりしませんか?
なら、まずはお母さんがやってみちゃいましょう。
自分のやりたいなぁは、なにかなと聞いてみて。
どう作りたい?どうしたいを満たしてあげましょう。


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親子クラスといっても実際にワークするのはお母さんが中心です。
ですが、お母さんがからだをゆらゆらし始めると、遊んでいたお子さんが
ふっと足元にくっついて一緒に揺れたり、
声を出すとき、あぐらの中にすっぽり入って、
お母さんの声に耳を澄ませていたり、
一方で泣き出して泣き声で一緒に参加したり。
えがいていたら、お母さんの周りにたくさんの丸を描きだしたり。
ワークを終えると、普段お家でしか寝ない子がスーッと眠ってしまったり。

お母さんがスッキリしていくと、不思議とお子さんも連動していく。
このつながりをこのクラスは大切にしています。


(執筆者:ねづあさこ)

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