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イベントの後援名義申請

県の教育委員会に足を運び、後援名義の申請のための事前協議に行ってきました。後援名義がとれると、チラシに「後援:〇〇県教育委員会」と掲載することができ、市町村の教育委員会にも配布しやすいし、公的な機関(児童館とか図書館とか)にもチラシを置いてもらいやすくなります。

記事の前半部分はこちら↓


県教委からの鋭く真摯な質問への私の答えは・・・

質問:学びの選択肢といっても、これらのスクールが一条校ではないことについてはどのようにお考えですか?
私:いまは過渡期だと考えています。法律に定められた学校かどうかは、いまたまたまそうなっているだけで、一条校ではなくても子どもたちの学びの場として立派に機能している場所はたくさんあります。文科省が昨年末に出したcocoloプランでも学校外の学びの場と連携していこうという内容になっていますし。
一条校しか知らない学校の先生たちにも、どんな場があるか、子どもたちがどんな様子なのかをこのイベントで知っていただければと思います。

質問:こういう情報に触れると、学校ではなくこっちでいいやってなるんじゃないか、ということはスクールカウンセラーさんとしてはいかがですか?
私:(この質問、かなり困った^^;どこまで正直に答えていいのか・・)
うーん、理想論と現実論がある、と思っていて。私の理想論としては、こういったスクールがいまの“学校”と同列に選択できるようになるといい、と思っています。まさに「こっちでいいや」が認められるべきで、それが本当の多様性だし、もっと言うと、これらスクールも含めて公的に子どもたちの“学校”になるといいと。でも現実論として、今の日本はまだそこまでいっていなくて、現状の“学校”を第一選択にした方がいい、という社会的な状況であると思います。国としても“学校”をまず推したいというか“学校”を魅力的にする施策を頑張っているとは思うので。スクールカウンセラーとしてはそういった情報も含めて発信していかなければ、という立場だし、学校内の仕事のときはそうしていますね。ただ、このイベント主催者としては理想論の方を前面に出しているし、出したい、という気持ちです。

➡️なかなかに、苦しい感じ・・伝わりますかね?笑。
「スクールカウンセラーさんとして」なんて言われると想定してなくて、だいぶドギマギしました^^; 頭の中である程度いつも考えていることでも、こうやって聞かれてみないと自分から何が飛び出すかわからなくて、言語化って難しいですね。立場をおもねる内容も含みつつ、割と正直に言えたのかな、って感じでした。

他にも、ゲストスピーカーさんの内容とか各ブースの内容とかいろいろと聞かれ、教育委員さんの個人的な興味のような形で
「こういうスクールで過ごした子たちは、どんな進路にすすんでいくんでしょう?」といったことも聞かれました。
これには、知っている限りの多様な進路のお話もさせていただき、ポータルサイトの宣伝もしてきました(*^^*)。すでに、見ていただいていたようですけど、ね。


お固いムードの建物とお固いムードの部屋の隅、お固い表情の教育委員さんお二人にしっかりと尋問されたかのような時間でしたが、あくまで「お仕事」としてそうされている感もあり。進路の質問のように、個人的にはもっとくだけてお話もできそうな、そんな後味でした。でも「お仕事」としてどう判断されるのかは、感触としてはまったくわからなかったので、じっさい後援とれるかどうかドキドキしていたんですが、数日後に無事、承認のお知らせをいただきました!ふぅ~


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