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2500人超が暮らすタワマンで他の住人と接するのは、年2回のだけ

2500人超が暮らすタワマンで他の住人と接するのは、年2回の防災訓練だけだった。

人と顔を合わせることは少なく、近所付き合いもない

憧れていた「湾岸のタワマン」に暮らし始めた4年前、菅谷武史(すがやたけふみ)さん(37)はあまりの便利さに驚いた。でも、隣人と顔を合わせることは少なく、近所付き合いもない。「せっかくなら血の通ったマンションにしたい」。菅谷さんは、行動に出た。

東京の北西にある羽村市の一戸建てで生まれ育った。多摩川が流れ、家の周りは緑があふれる。夏には町内会の祭り、冬には餅つき大会があり、大人たちは準備に走り回っていた。
 大学を出て就職すると、転勤で石川や愛知に暮らした。8年前に転職して東京に戻り、いまのIT企業の営業職に就いた。
 拠点は定まったが、今度は国内外への出張が増えた。
 そこで見つけたのが、築13年の43階建てタワーマンションだった。高層階から遮るものなく見渡せる東京スカイツリー、棟内のコンビニや共用施設など整った設備、そして羽田空港まではバスで30分。「独身の今しか、そんな暮らしは試せない」
高層階には手が届かなかったが、収入や貯金と相談して「ここなら」と探し出したのが、12階の1LDK。やがて共働きの妻(34)という家族も加わった。

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2500人超が暮らすタワマンで他の住人と接するのは、年2回の防災訓練だけだった。羽村では当たり前だった隣近所との行き来もない。「もっと自分のマンションに興味を持ち、好きになってもらいたい」。そのためにはどうすればよいか。

出典:朝日新聞デジタル

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タワマンはもっとコミュニケーションが必要だ。もっともっとジュ民間でコミュニケーションが取れるように管理組合がいろんな方法を提案したらいいと思う。

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