進級が危なかった高校2年生女の子 頭痛が治ってとことんやりたい事に挑戦できる!
症例の内容
凛ちゃん(仮名) 高校2年生 女の子
凛ちゃんは、音楽が大好きな女の子です。部活は吹奏楽でフルートを吹いています。しかし、高校1年生の2月から頭痛が始まりました。頭痛がひどくなると吐き気まできてしまい、学校にも部活にもいけなくなってしまいました。
「どうして私だけこんな頭痛になるの?」と苦しみもがきました。原因がわからず、脳に何かできているのか疑いました。病院でMRIを撮ってもらいましたが、異常なしでした。お医者さんから「片頭痛と緊張型頭痛の混合ですね」と診断されました。しかし、頭痛薬だけでは効かないので予防薬も3月まで服用しましたが、効果なくてどうしようか?とどん詰まりでした。
そんな時、ネットで「日だまりショット」を発見しました。頭痛で学校にも部活にも行けず、練習もできずに悔しかったです。藁にもすがる思いで2022年6月22日にお母さんと一緒に来院されました。
日だまりショットを受けて・・・
凛ちゃんは、初回時は、不安そうな様子と早く治したい気持ちが初対面でもヒシヒシと伝わってきました。検査をすると、頸椎2番が左にズレていました。そして、見事なストレートネックです。
頸椎2番に触れた瞬間に「先生、いつもそこが痛いです。」と教えてくれました。「やっぱりね」と彼女と共感しながら治療をすすめて行きました。体の左側と首周りは触れるだけで痛い状態でした。
痛がるので最初は手を当てるだけの感じの施術でした。「高校には2年生の1学期から頭痛で行けていない。」「このままでは進級できない」と先生から言われて親子共々途方に暮れていました。なんとか救ってあげたいという想いでした。
本人の中でわかっていた!頸椎2番が動いている。
学校のテストも頭痛で受けられず、先生からが「本当に頭痛なのか?」と疑われたそうです。一度、頭痛があっても「試験をどうしても受けてほしい」と先生に言われました。頭痛を我慢して無理やり受けに行った時に、「本当にツラそうだ」と先生方も理解してくれたそうです。病院でも「何か学校で悩みがあるのではないか?」とばかり聞かれて、それが本当に嫌だったそうです。なんでもかんでも精神的な問題を疑われました。しかし、そうではない体をちゃんと見てくれる先生を信じて通うおうと思いました。
そして、一回目の施術を受けて「スッキリした!」と効果を感じました。頭痛も「来た時よりか楽」です。凛ちゃんは、治したい気持ちが強いので意欲的に教えたセルフケアの体操「カエル体操」もしっかり取り組んでくれました。3回目の治療後から学校に少しずつ行けるようになりました。疲れが出ると頭痛が出てしまいますが、治療すると頭痛がなくなり、「これ治るかも!」と希望が持てるようになって行きました。
凛ちゃんの夢は、フルートで国立音楽大学に行くことだと目をキラキラさせながら話します。そしてついに頭痛セラピー「日だまりショット」の治療が進むと頭痛も出なくなりました。大会にも出場!フルートの大きな大会で入賞することができました!今では、体の疲れから頭痛になると自分で頸椎2番をヨシヨシとなでて自分で治しているそうです。そして、「やりたい事にとことん挑戦できるようになりました」と嬉しい報告がありました。
頭痛患者さんと一緒に頭痛という壁に立ち向かい、最後に笑顔が見れることは、この上ない幸せを感じています。
吉野文先生談 よつば整体院(東京国立市)