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夢を追いかける中学生と頭痛 

頭痛セラピー「日だまりショット」で改善した子ども頭痛の症例を紹介します。中学生の女の子が、頭痛を改善して夢を追いかけていく感動のストーリーです。少年よ大志を抱けと言います。子供の瞳が未来に向かってキラキラしていると嬉しいですね。

症例の内容


頭痛患者さんは、中学1年生の女の子(12)愛那さんです。

頭痛が出始めたのは小学校6年生の頃からで、特にキッカケになる心当たりはなく突然頭痛が始まりました。まるでヒモで頭を縛られているような痛みが毎日ありました。ガンガンと強烈な痛みが週に1回ほどあって、だんだん学校を早退したり休んだりすることが増えていきました。

病院に行ってMRIで検査をすると「くも膜嚢胞」と診断されるも特に問題はないと言われて頭痛薬を処方されたそうです。 しかし頭痛薬は効かずに症状も悪くなる一方で悩んでいました。

日だまりショットを受けて・・・


頭痛で苦しむ毎日の中で、愛那さん本人が本屋さんで前著「頭痛がない!」を見つけ購入し、お母さんに見せたことがきっかけで日だまりショットを受けてもらうことになりました。

とにかく姿勢が悪かったです(猫背)、後頭部が硬くて、頸椎2番がずれていた。日だまりショットで頸椎2番を調整しました。中学生ながらかなり辛い状態だなと初診で感じ、体の状態と今後どのように治っていくかを説明すると愛那さんもお母さんもしっかり通って治したいと決めてもらうことが出来ました。最初の印象をいつも眠そうにしていました。

初回来院時10段階中4の辛さだったのが施術後1まで下がりました。治療開始後も順調に良くなっていると愛那さんもお母さんも喜んでくれていました。

しかし、治療も終盤に近づいた時、お母さんから電話をいただきました。

「頭痛は良くなってきているのですが、朝起きれなくてまた学校に行けないようになってしまったんです。」

「本人は学校も部活も好きだし本当に行きたいと思うんですが、何か理由があるのかなって・・・。」

今まで治療時はお母さんも同席してやってきましたが、お母さんより「1対1で治療してお話を聞いてあげてくれませんか?」と提案をいただきました。


愛那さんの夢はデザイナーになること。そのために進学する高校も決めていて、進学するためには勉強だけでなく学級委員や生徒会に立候補して頑張らなければ!と言う強い志を持っている子でした。

1対1で治療するようになってからは以前より沢山のお話をしてくれるようになりました。本人も学校は普通に行けるようになりたいけど「どうして朝だるくて起きれないのか分からない」・・・と教えてくれました。


「頭痛が良くなってきて、これから自律神経も整って朝もしっかり起きられるようになるから大丈夫!」「そのために全力で一生懸命施術するから安心してね!」とお伝えすると、少しはにかみながら「うん!」と答えてくれました。


3月16日現在、生徒会選挙期間の2週間を一度も休まずに乗り切りました。 会計に立候補し、普段の学校生活プラス選挙ポスター作成、演説の練習をこなしながらよく頑張りました。まさか頭痛のひどかった愛那さんだとは思えません。


選挙の結果は残念ながら落選でしたが、悔しい思いを持ちながら「次こそは!」と闘志を燃やすしていました。 現在、頭痛は週に1度少し重たいかな〜くらいの状態になっています。 これからもデザイナーになる夢を支えて行きたいと思います。


治療者談:近藤祐二先生(みつや頭痛整体院)