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結婚なんて、

コロナ禍に結婚して、約3年の時が過ぎました。
あの私が(いい意味ではないことは確か。)、籍を入れた?!と、私のことを古くから知る友人たちに騒がれてから、そんなに時間が経ちました。

親たちには結婚してもう3年も経ったんだね、早いね。〇〇(旦那名)は31歳!?真帆ちゃんはもう27歳か~いい年だね。と言われます。
自分でも自分が27歳、三十路に片足突っ込んでいることにソワソワしたりもします。
旦那のことは親しみも込めて(?)、「おじさん」と呼んでいますが、さもあれば私は立派な「おばさん」になってきています。

私は24歳の時に結婚をしました。
特に結婚願望が強かったわけでもないため、
この人だ!という人に出会った、と感じたので結婚をしました。

ハタチに毛が生えたくらいの女性が、「結婚してくれないのであれば、早く別れてくれ。私には時間がない」とせがむ様子はさぞかし怖かったことと思います。(えっと、何に追われている…?)
そんな私の要求を期限内に成し遂げてくれたおじさんには、とても感謝しています。

結婚生活は、とても良いです。
血のつながった家族以外にも、心を許せる存在がいることは、とてもとても素晴らしいです。良い以外の言葉が出てこないので、易い言葉ですが、
とても良いです。

結婚を選択してよかった。今の生活がとても幸せなものだと、毎日感じています。

でも、そんな素晴らしい生活を誰に対してもオープンに話せる、というわけではありません。

この世の中には、
結婚したい人、結婚したくない人、結婚していたけれどやめた人、そもそも結婚に興味がない人、結婚に追われてアレルギーになっている人。色んな人がいます。

比較的若くして結婚を選んだ私に対して、大多数の方からは祝福の言葉をいただきましたが、(愛ある友人たち、本当にありがとう)
まあそれはそれは、色んな人から色んな言葉もいただきました。

「あんまり若い時に結婚したら失敗するよ」
「まだ遊びたいとかないの?」
「私は結婚に魅力を感じないな」
「もったいない」
「人生の幅を決めたね」

基本どんなことも笑ってやり過ごす私なので、うえの言葉を投げかけられた際も、とりあえず笑っておきました。
ちなみに私は作り笑いがめちゃくちゃ上手いです。自分で言うのもなんですが、狂気の沙汰です。(使い方合ってる?)

その時、「人間は自分と違うステイタスの人間を(その相手が、その現状に満足しているのであれば、なおさら)否定したくなる」そんな性質を持つのだろう、と思いました。

そういえば、自分もそんな部分があるので容易く理解できます。
可愛い子に対しては、く~可愛いけど結構性格悪そう!とか、
年収の高い人に対しては、結局幸せってお金じゃないよね!だとか。

あるある。あるある。

そんなことを考えるようになってからは、いくら仲のいい友達に対しても、自分の結婚生活を話す際、
「とはいえ、〇〇が大変だよ~。」とか、「やっぱ一人の時間が大切だわ!」とか。
そんな風に、結婚に関しての議題は主軸を少しずらして話をするようになりました。
あ、でも本当に、一人の時間は大切だと心の奥底から感じているので、そこは間違っていないかもしれないです。
動画見ながら、ジンジャーハイを飲む時間が大好きです。

学生の時に、一日中友達と一緒に過ごしても話題が尽きなかったのは、
サッカー部の、横のクラスの、同じサークルの、アノヒトのコイバナで盛り上がって、盛り上がって、思いのたけを全て話し共有できたからだと思います。
(コイバナ、ってもう死語だったりしますか?)

おとなになって、一気にコイバナしづらくなりました。
人生が進むにつれて、進捗状況が大きく異なってくるため、自分の現在をすべてシェアし、共感するのが難しい。
この難しさが成長の代償なのかもしれないです。

血のつながりのない誰かと人生を共にすることは、とても大変な作業です。

寝たい時間に寝られなくなったり、食べたいものを食べられなくなったり。
何回きれいにしても、次見たときには汚くなっていたり。
自分の考えや価値観が世間一般の常識とは限らない、ということを知ります。

そんな作業はとても面倒くさいし、疲れるし、結構気も使うし、
時には悲しい思いをすることもあるし。
リスクといわれてしまえば、リスクなのだと思います。

でも、そのリスクを冒してまでも得られる何かがあると、この3年間で確信しました。

この3年間、「なんで結婚したの?」の問いを投げかけられ続けて、
この3年間、ずっとずっと考え続けています。
(ここでの“投げかけられて“は、嫌な意味ではなく、文字通りです)

親のため?子どものため?はたまた、将来の自分のため?
色んな答えがありますが、自分の中でどれもしっくり来ず、未だに答えはありません。
これから先の人生で、この議題を彼とともに考え続けると思います。

答えがあったら教えて下さい。
結婚なんて、何のためにするんだろう、



でも、とてもおすすめしたい気持ちはあります。
自分の人生と同じスピードで人生が進む人間がこの世の中でもう一人いる、すごく幸せなことだと思うので。

最近自分が考えていたことを書き出したら止まらなくなったので、一本の文章にしました。
気が向いたらまた書きます。

にしても、文章まとめて書くのって難しいな~

真帆


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