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20240621

今日は夏至
みるアジアで『山海情』を観ている

華やかなスター役者達が顔を土色に塗り、砂埃にまみれた衣装を纏っている
日本のドラマはここまでできるか、いや出来ないと思う

乾いた大地、吹きすさぶ砂嵐、どこまでも広がる地平線、土壁の家、水桶しかない洗面台、貧困
人々の暮らしに、かつて住んでいたことのある中央アジアの風景が重なる
土地は貧しくないが、経済が悪く、ロシアや中東に出稼ぎする家族たちがいた
かの地に渡ったのはちょうど10年前で、帰国して8年が経った
あの頃の記憶は少しずつ薄れつつあるが、ノスタルジーが込み上げてくる
2年間で見た世界を忘れたくないのだ

そんなことをぼやぼや思いながら毎晩1~2話ずつ観ている

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