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1月に見たドラマを列挙するよ

もうすぐステイホームも1年。
家にいる時間が増えてもっと映画を見るようになるかと思いきや、家では集中力が続かず以前より見れなくなった。逆にすきま時間でドラマを見るようになり、見事にドラマ沼に堕ちた2020年。2021年はペースは少し落ちたけどドラマはまだ見続けている。

1. 最高の離婚(韓国/2018)

日本版は見てません。よって、日本版と韓国版の結末が異なるのか否かもわかりません。
あれだけ決定的な決裂があったのに元サヤに戻るって……。長い時間この4人を見続けて、果たしてこれまで何だったのかという徒労感が残ってしまったのでした。
ソンムのお祖母さんとフィルがハマっていたカーリングは平昌の影響かな。

2. 次の被害者(台湾/2020)

面白くてサスペンス系ドラマだとマイ・ベスト3に入るくらい!
社会で見落とされがちな人たちに焦点を当てたドラマ。「社会を発展させる力になってくれると嬉しい」とはスタッフの弁。
別の台湾ドラマ「悪との距離」にも同じ思いを感じたんだよな。
2022年のシーズン2が待ち遠しいです。

3. この恋は初めてだから(韓国/2017)

ラブコメ。
序盤は主役のジホが次から次へと不幸・不運に見舞われて転がっていく人生が果たしてどこに辿り着くのか気になって無我夢中で見てたけど、中盤から普通のラブコメになってしまった感があって、16話をやっと見終えたよ。
韓国における女性のジェンダー的な問題に焦点を当てたセリフや場面が多いんだけど(家父長制に対する反発とか)、逆に男性の視点や彼らの多様性には触れられず、そこが残念だった。女性たちのお相手はみんな女性に都合の良い男性像に落ち着いてしまった感じ。彼らの葛藤も見たかったな。

ホランの恋は長すぎた春で別の相手、という選択肢が確実にあったと思うんだよね。これまた元サヤに収まるのが何とも……。それがハッピーエンドなのかな。
あとはジホの脚本家への道ね。恋にばっかり時間を割いて、最後の展開は超イージーウェイすぎないか?

4. セックス・エデュケーション シーズン1(イギリス/2019)

話題作をやっと見た!最高すぎた!快作過ぎて見終えるのが哀しかった……。シーズン2も勿体なくてまだ見れてません。

登場人物はみんな愛おしいんだけど自分の推しはエリック。
優しく臆病なところがある一方で自分を表現する時はとても大胆(ゲイであることも公言)。

「傷つくなら自分らしく」

気がつくとハラハラしながらも彼を応援してる自分がいる。彼を見守るパパも良い。家族にとても大切にされて愛されてるけど、家族は彼のすべてを知っているわけではないんだよね。

あとドラマ見てて、現代イギリスでもそうなの?!と驚いたポイント以下。

1. 金銭のやり取りが現金
2. 授業中の手書きメモの投げ合い
 (スマホのメッセージじゃダメなのか?っていう)
3. 図書室の本の貸し出しは手書きの図書カード(耳をすませば!)
4. 紙の雑誌まだ読んでるんだな
 (オーティスよ、スマホでネット検索じゃないんだね?)

5. みんなの噓(韓国/2019)

これも面白かった!「この恋は初めてだから」のイ・ミンギが主演なんだけど、こっちの方が素かな?この作品のイ・ミンギはそこそこいい加減で、余裕があって、仲間思いで、超カッコいいんだよなぁ。

凡人の刑事たちが捜査ミスしたり予測を外したりしながら事件を解明していく過程が新鮮だったし、それが面白かった。最近、特殊能力持った人多すぎ。謎解きは途中で大体わかっちゃうところあったんだけどね。

主役のイミンギ演じるチョ・テシクとキム・シウン演じるガンジョンギョン刑事のペアはずっと見てたかった。男女のバディでこの形は新しい。
一番印象に残ってるのは最終話のお墓参りのシーン。死者に対する願いや祈りに近いような演出に胸がいっぱいになったよ。
シーズン2があってもいいんだよ。

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