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私たちは誰も助けられない

誰かを助けたいと思う。自然に湧きでるこの想い。好きな人が苦しむ姿を見たくない。悲しみの渦から抜け出してほしい。そう思うのは当然だけれど、これは完全に私のエゴの声だ。

悲しいから悪い、苦しいから可哀想ということは全くない。悲しみも苦しみも大切な経験。愛や喜びとなんら変わりない。それは私たちが神から与えられた大切で尊い経験なんだ。私たちはそれを体験しにわざわざこの世に来たんだ。

もし身近な人が苦しんでいたら、その人はそれを体験する必要があるということ。

光と闇は常に同じだけの分量で私たちに降り注ぐ。深い闇を経験しているその先には、同じだけの光が用意されているんだ。

だから誰かを助けたいと心底思うなら、誰かを助けたいと思うことをやめること。

その人は必要な経験をしているだけ。今その人は闇のフェーズを経験しているだけ。

そこに同時に用意されている、その人の中にある光を信頼する。

そして自分が光になることだけに専念するんだ。私たちにできることはそれだけしかないから。

心の中を徹底的に掃除して、常に綺麗に保って、自分の内側を神殿のようにピカピカに輝かすんだよ。その光は周りを照らすから。自分を信頼して、相手を信頼して、宇宙を信頼していくんだよ。

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