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気持ち悪いを味わいなおすとき

わたしは「気持ち悪い」が怖かった

「気持ち悪い」を感じると
ある記憶が蘇る

それを絶対に思い出したくなかった

だから「気持ち悪い」から逃げて
「気持ちいい」の探究に走った

心地よい、うれしい
楽しい、よろこびが込み上げる

そんな「気持ちいい」感情を
普段から味わうようにしていくと
少しずつからだが感覚を
拾いやすくなってきた

感度が上がってきたんだ

感度が上がってくるということは
「気持ちよい」を前よりも
深く味わえるとともに

当たり前だけど
「気持ち悪い」も
前より深く感じやすくなってくる

もう逃げられない

目の前の「気持ち悪い」を感じることで
それに紐づいて現れる
過去に感じ損ねた「気持ち悪い」を
味わいなおすときが来ている

その記憶との結びつきが解ければ
「気持ち悪い」を
極度に避ける必要もなくなって
「気持ちいい」を
執拗に求める必要もなくなる。

その場所には
フラットなわたしがいる

わたしはその場所にいる
わたしに会いたいんだ

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