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当たり前を変えてみる

小五のむすめが晩ごはんにシチューを作ってくれた。
野菜を切るのも私がやるよりも
綺麗で丁寧でビックリ!

以前の私は子供たちにお手伝いを頼むことを申し訳ないと思っていた。
自分も全くお手伝いしてこなかったので、
子供に頼む事に罪悪感があったのかもしれない。
ここ3〜4年は夫がお料理をしてくれるようになっていたからそれで十分だったのもある。

でも夫が亡くなり、死別のショックで何をするのも疲れてしまう状態で
一人で3食作り続けることに限界を感じた。

そんな時友人の話を聞いた。

友人はとてもよくできたご両親と仲良し3姉妹という恵まれた家庭環境で育った。
友人のお母さんは調理師さんで毎食沢山の品数を作って食卓をお料理でいっぱいにしてくれていたそう。
お母さんがキッチンに立つと3姉妹は自動的にキッチンで手伝うのが当たり前。
座ってテレビ見ているなんて考えられない、という環境で育ったそうだ。

手伝うことが当たり前だから、手伝うことが良いとか嫌だとかそんな考えもなく、今でもむしろ手伝わないことが居心地悪く感じるのだそうだ。

その話を聞いて、私の中のお手伝いに対する概念が
「お手伝いを頼むのは申し訳ない」から「お手伝いをするのは当たり前」に
カチリと切り替わった。

私の捉え方が変わると、今までは心苦しく感じていた「お手伝いを他頼むこと」を自然と子供たちにお願いできるようになった。

そして今まではぶぅぶぅ言って嫌がっていた子供たちが
とても不思議なのだけど、当たり前に手伝ってくれるようになった。

むすめは毎日洗濯物を畳んで部屋の片付けをしてくれるし
息子は朝ごはんに卵焼きを焼いてくれるようになった。
自分のお昼ご飯を自分で作ることもできるようになった。

自分の中の捉え方が変わるだけで現実がこんなに変わるなんて驚きだ。

こんなふうに考えを変えただけで現実が動き出すことはたぶん山ほどあるんだろうな。

他にも見つけていくのがちょっと楽しみ。

ついでに子供たちはいつの間にか成長している事にも気付かされた。

本当にありがたい。
居てくれることに感謝。




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